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女性用トイレが女装用トイレになってしまった件について女装から一言

渋谷の公園の公衆トイレで、そして新宿の新アミューズメントビルのトイレで、これまで常識だった
・女子トイレ(便座のみ)と男子トイレ(便座+小便器)
から
・男子トイレ(小便器のみ)とオールジェンダートイレ(便座のみ)
の構成になり、世間が驚愕しています。
地価の高い東京だからという要因もありますが、それだけではありませんし、急に始まったことではありません。少なくとも、ワタシは5年前の2017年に以下のエントリーを書いて、警鐘をならし、犬笛をピーピーとふいてました。

ここで言いたいのは、オールジェンダートイレというものを、ワタシたち女装者が望んだのではなく、LGBT活動団体が5年前から押しつけていたものであり、その政治的成果物が意識の高い「先進」的な渋谷や新宿で花開いたということです。
オールジェンダートイレを非難される方の中には、周りに迷惑をかけないように独自のコミュニティーを作って楽しんでるただの女装へ、その怒りの矛先を向ける人もいますが、お願いです。ワタシたちは純女(女性)に迷惑をかけない変態活動に勤しみ、これからも安全で楽しい女装活動を追求していきますので、どうかそっとしていただけたらありがたいです。


以下、2017年のエントリーの再掲

女装というのは、LGBTのTに入れてもらえてるので、性的少数者です。

すっごく個人的な半径3メートルの話ですので、まちがってもLGBTの代表的な意見とは思わないで欲しいのですけど。

リベラルといわれる社会党や共産党など左系の人たちのLGBTへの差別意識プラス賎民扱いはひどいです。

保守といわれる自民党の支持者や党員の中小企業の社長さんらおじさんは女装をチヤホヤしてくれます、心から。

このことってトランス業界に入る前は真逆と思ってました。

左寄りの方は自分のことを思い出してもらえればわかるかもしれませんが、
「女装=抑圧された、かわいそうな人たち」
と思ってる。自分たちが正しい社会に導いてあげなくてはなんて思ってる。その使命のためには、女装などLGBTは抑圧された存在として、世間に表に出て、非情な現状を訴えるべきだって、やるんですよ。

一方、女装ワールドに出入りしてる保守的なエロおじさんはすなおに一言

「かわいい」

以上。
かわいそうでなくて、かわいい。

果たしてどちらが真の理解者でしょうか?

LGBTはなんかブームの言葉だけど、LGBT専用のトイレを増設したら、LGBTへの理解あるとか違うだろ〜!

多目的トイレ増やせばいいのに、なんでわざわざ専用の施設作って、かわいそうな性的少数者を晒そうとするのか。

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