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イスラエル巡礼旅5🇮🇱ナザレの受胎告知教会

「預言者は故郷では歓迎されない」とイエスが語られた場所、ナザレはどんな場所なのでしょうか?テルアビブからハイファセンターまで1時間17分ほど電車で移動、その後ハイファセンターから約1時間バスに乗って向かった先はナザレの受胎告知教会です。

ハイファセンター駅到着時の電車の窓からの景色です。
こうやって見るとヘブライ語やアラビア語はやはりおしゃれですね。日本語は音は美しいですが文字にすると漢字、ひらがな、カタカナが雑多な感じでいまいち美しさに欠ける気がします。

そんなりこうさぎは「英語ばかり話す世界はつまらない」と思い、ヘブライ語を勉強中です。

ヘブライ語の発音は日本語に似ているものもありますが、それは世界のどの言語も似ている言葉があるから不思議なことではないでしょう。ましてやヘブライ語は世界が作られたときの言語ですからある意味全ての言語はヘブライ語に似ているとも言えます。
青空の下にプラットフォームがあるのが新鮮です。
ハイファセンター駅周辺はテルアビブやエルサレムと違ってどことなくのんびりした空気が漂っています。
今回はハイファセンターには乗り換えで立ち寄っただけです。まったりした感じが気に入ったので次回イスラエルに行くときはハイファセンター周辺にも泊まってみたいです。
バスの運転手の方が「ナツァレ?」と聞いてくれます。この種の大きなバスは、行き先を口頭で告げて rav kav カードを運転手の方に渡してから乗車するバスでした。

この日は水曜日の午前中ということだけあってバスはほぼ貸切状態。バスの中でiPhoneの充電も USBでできるし、涼しい車内から景色を楽しむことができて最高です。
今回のナザレの旅は、バスからの眺めも楽しめたうえにバスの中で色々思いを巡らすことができました。空が大きく見える景色が癒されます。
バス停の看板がヘブライ語とアラビア語だけというのが素敵です。
りこうさぎは手段として「致し方なく」英語を普段使いますが、本音を言うと英語の響きに魅力を感じないし、そもそも英語に飽きています。笑
そういえばベン・グリオン空港駅からエルサレムに行くとき、ハイファセンター駅にはどちらのプラットフォームに乗ればいいかを中国語で聞かれました。
空港外で話した最初の言語がイスラエルの公用語ではなくて中国語。英語以外の外国語で会話できるのは楽しいし嬉しいです。
ナザレのバス停に着いた後、教会に向かう前にフムスをいただきました。お店の方にチップを含めて60シェケルを渡しました。

コーヒーを飲むとお腹が痛くなるため、アラビックコーヒーを勧められましたが遠慮しました。せっかくの機械だから試すのもありだったかもしれませんが、無理はしないのがりこうさぎ流の旅。
野菜が新鮮でファラフェルも健康的な味でしたが、りこうさぎにとって酸味が強かったです。フムスは本場の方が味がしっかりして量も多くて好きです。
容赦ない日差しの中、受胎告知教会に向かい歩きます。この日も長袖を着て旅をしていて正解でした。太陽光が強くて肌に当たると暑いというより痛いです。

長袖は一見暑苦しいですが、薄い生地の長袖なら着ていても不愉快さはないです。逆に気化熱でいい具合に熱が逃げていくためかえって長袖の方が涼しく感じます。
写真には映らないようにしていますが、ナザレもたくさんの売り子や観光客で賑わっていました。特に欲しい物がないので何も買わなかったりこうさぎにも、売り子の子どもが親切に「教会に行くの?こっち、こっち!」と教えてくれました。

こんな小さい子どもが暑い中頑張って働いていて偉いし、自分から積極的に他者に呼び掛けて親切にするという姿勢にハッとさせられました。
ナザレの受胎告知教会に到着!
教会の門をくぐると早速ウクライナの絵が出迎えます。ここから先世界各国の壮麗な絵が展示されています。
英語にも洋服にも飽きてきたりこうさぎにとって、このような服はぜひ着てみたい服です。笑
さすがカトリックのバチカンの絵だけあってローマ法王もバッチリ描かれています。
この綺麗な絵の周りにも大勢の人たちが集まっています。さながら美術館のようです。

故郷の人だから、家族の人だからその人たちに歓迎されるとは限らない。
本当の自分を知られたくない人たちがいる。その人たちはたとえ顔では笑っていても心の中は見せられないほどのくらやみを持っている人たち。その人たちは「真実を全て見透かす人」を恐れ、拒絶のけっかときには迫害もするのでしょう。

その人の目に見えないものに気付いてしまい、それを見透かしたことでその人から必死の抵抗のように攻撃されたことが、りこうさぎにも何度かあります。

故郷の人々に歓迎されなかったとき、家族から理解されなかったとき、イエスはどのような気持ちだったのでしょうか。

人の姿になってこの世界に来てくれたイエスは、人間としての感情も味わってくれました。
イエスが体験してくれた感情の中には、あなたが誰かに理解してほしいと思う感情もきっとあったことでしょう。
最後まで読んでくれてありがとうございます。受胎告知教会からガリラヤ湖への旅の様子も次回お届けします。

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