ニュージーランドでの母子生活 住まい(0007)

こんばんは。現在NZ在住の純日本人のジョシュアです。
前回は娘の幼稚園について書きました。今回は妻と娘のオークランドでの住まいについて書いていきます。

田舎町からオークランドに出てきた妻と娘は4回ほど引越しをしています。引越しの理由としては、通学時間、契約期間の終了、フラットメイトの騒音などです。

最初に住んだ場所は大家と同じ敷地のはなれの部屋に妻と娘だけで住んでいたので生活はしやすかったのですが、学校までが遠く渋滞も多くて時間がかかることや、また坂も多くてまだ幼い娘をベビーカーで押したりしなければならなかったので、苦労していました。

2つ目の物件は広い一軒家に日本人の2カップルと妻と娘が一緒に住みました。ニュージーランドではこのように一軒家に複数人が一緒に住むのが普通で、同居人(フラットメイト)を探すには知人の紹介やインターネットの掲示板などを使います。
ここの家は学校からもそう遠くもなく、商業地にも近かったので便利だったのですが、大家との契約がもともと3か月と決まっていたため引越しをしなければなりませんでした。

3つ目は幼稚園の同級生にフラットしました。この同級生の両親は娘の幼稚園近くのマンションの一室(4LDK)に住んでおり、数部屋を貸し出していました。そのうちの1部屋がちょうど空くということだったので、住むことになったのでとてもラッキーだったのですが、出ていくはずの住人が急遽取りやめになりひと悶着あったりしました。妻も住んでいた部屋を出ていかなければならなかったので、かなりハラハラドキドキしていたそうです。
結局、住んでいた前住人はその家の別の部屋に住むことになり、同級生の家族はリビングの片隅にベッドを持ってきて生活するようになってました。
同級生の親たちはそうなってもまったく気にしていないようで、その住人が出て行った後も部屋に戻らずに新たにフラットメイトを募集して、自分たちはリビングで生活していました。

結局、この家には2年近く住みました。学校まで徒歩数分でオークランド中心地のほぼど真ん中だったので買い物などにも不自由しませんでした。しかも、駐車場がついてたので、妻も念願の車を購入して、生活の幅がとても広がりました。
ですが、ある時から同級生の親の親族がこの家に住むようになって、彼らが毎晩夜中までとても騒がしくて耐えられなかったので、泣く泣く引っ越すことにしました。

引越し先をどうしようか考えていた時に、捨てる神あれば拾う神ありです。この頃には妻はすでに専門学校を卒業して仕事をしていました。その職場の同僚(といっても年配の女性です)が、家庭の事情で3か月ほど海外に行くからその間、水道代と電気代を払ってくれれば部屋を使っていいよ、と言ってくれました。
場所はオークランドの西部で市街地まで出るのに車でも20~30分かかりますが、妻の職場はまではどちらからも同じくらいの時間だったので、好都合でした。唯一の心配は娘の学校で、すでに小学校へ入った娘もようやく学校に慣れ始めた頃だったことと、その後またすぐ引っ越さなければならないので、転校が2回続くのが子供にとって良くないのでは?と少し心配でした。

とはいえ他に家を探すのも大変なので、3か月だけ引っ越すことにしました。家賃3か月分ともなれば40万~50万円ほど浮きますので、私からするととてもありがたかったです。
っが、ここで大きな問題が発生しました。引っ越して早々、家に大量のダニが発生して、娘と妻が毎晩痒さで眠れない日々が続きました。
薬をまいたりしたのですが改善されなかったので、なんでだろう?と思ったのですが、原因が猫でした。結局、猫が家に入ってこないように穴をふさいだりして何とか改善されました。
っが、今度はお湯が出なくなりました。これも給湯器が壊れたらしく、結局修理屋さんがくるまで丸2日、お湯が使えず、お風呂にも入れませんでした。幸運にも近所に市民プールがあったので、そこでシャワーを浴びたりしました。
ただより高いものなはい、とよく言いますが、少しだけそれを実感しました。

次回は妻の学校と就職について紹介します。


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