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石垣島鍾乳洞をゆく(沖縄)

リリースするタイミングを完全に逸してしまいました。
耐えがたいほどのいまさら感
お蔵入りにしようかと思ったんですが、日本特有のモッタイナイとかいう美意識にさいなまれ、いまシコシコと文章を書いております。
それは2022年12月11日、石垣島の訪問初日のこと。



ぱいぬしま 到着~🫠



夕方の仕事にあわせて現地集合だったので、ひとり路線バスに乗り込みます。空港からホテルのある港へGo。



滞在中はホテル イースト チャイナ シーさんにお世話になります。会社のカネで旅行するのって楽しいなぁ。チェックインまで時間があるので、荷物を預けて視察あそびへ出ることに。



道中で見つけた自販機。馬刺し、鳥刺しは経験したが、山羊刺しは初めて聞いたわ😋



歩いていると、味のある字体の看板が目に入った。市民会館? 文化センターとか音楽ホールとかがあるのかな。



それにしても、この券売所はスゴイね。昔ながらのローカル遊園地とかで見たことある。ブラインドがひしゃげているけれど、現役なんだろうか。雰囲気は大好物です。



今日は特に何もやっていないみたいね。



職員さんが数名いただけで、施設はガランとしていました。



スマホの地図アプリを頼りに、ひたすら歩く。行先は約束の地、石垣島鍾乳洞です。



地図があるとはいえ、案内標識が出てくれると安心する。ここを右折するのね。了解。



まがった先は、急に狭い道になる。いちおうルートはあっているようだが。



そこかしこで道路工事が行われています。県の公共事業みたい。あれ、玉城知事って、下の名前は康裕なんだ。デニーっていったい……。



道端でヤギさんを発見。ちわっす。



ものっすごく警戒されていたので、お近づきになるのは遠慮しておきます。



しかし遠いな。地図で見た限りでは近そうに感じたんだけれど。



あと30分か。まぁ、歩けない距離じゃないが、ちょっと暑くなってきた。



しばらく行くと、道沿いに巨大な案内看板が。こういうのが救いになるよ。雲行きあやしいけど。



いってるそばから、まぎらわしい看板も出てくる。これは全く関係ない場所です。トラップにひっかかり、しばらくして戻ってきました。



巧妙にカモフラージュされた案内看板。



さっきから看板ばっかりだな。ぜんぜんゴールが見えない。車向けの案内標識なんだろうけどさ。そもそも、こんなところを徒歩でうろついているほうが珍しいのか。しかし情報量の多い看板だね。世界初の洞内イルミネーションが気になります😁



開けた場所に謎の巨石群。



となりに八重山拳法の道場がありました。沖縄空手を源流にした分派みたい。屋根の上のシーサーが勇ましいです。



と思ったら唐突に入り口の案内が。看板ちっちゃ。一瞬通り過ぎたわ😛



駐車場は結構広かったんだけれど、コロナ禍ということもあって車もまばらでした。



とにかく、やっとこさ到着。すでに体力を大幅に削られています。



さ、ということで、まずはおみやげ屋さんチェック。



この手のTシャツは基本でしょう。



旅行中にシャレでかぶるにはいいけれど、冷静になるとかなり難易度の高いファッションですよ。左のやつなんて着こなせるのはさかなクンくらいしか思いつかない。



このチャートの絵もかなり個性派。キャラクターにばかり目がいって、肝心のサイズに集中できないという特徴があります。



モケケって知ってます? 宇宙人のキャラクターでご当地モケケが全国に存在している。



観光資源と合体する傾向があるな……。



では、いよいよ入洞です。お土産屋さんですでに半分くらい満足しているが😆



あの女性ユニットも訪れたようです。



ここでも山羊が飼われている。山羊刺しがあるくらいだから、石垣島では一般的な家畜なんだね。



急な斜面を下りていく。なかなかの高低差。



さすが沖縄。洞内はそこまでひんやりした感じはせず、適温が保たれている。ただし、湿度はそこそこ高い。



ところどころ、天井から水滴が垂れてきます。


音量注意!

まさに、涓滴岩けんてきいわ穿うがつ。どれくらい長い時間、この動作が繰り返されてきたんだろうね。



巨大な石筍や石柱があちこちにあり、なかなかの見ごたえ。



と、博士がおっしゃっております。



苔や草が共生している。無機質な石灰石と有機的な緑のマリアージュ、とでもいうんでしょうか。



でも静的な姿ばかりではない。いまでも鍾乳石はゆっくり成長を続けている。



照明器具と緑との融合。こういうのを見ると、植物の生命力の強さを感じるね。



福禄寿鍾乳石? そりゃまあ、見えなくもないけどさ。



でも、そんなこと言いだしたらアンタ、福禄寿だらけよ?



そして、ここのウリのひとつでもある水琴窟までやってきました。それではさっそく、二人がささやく愛の言葉を聞いてみましょう。


音量注意!



しばらく行くと、ド派手なエリアに突入。これか、世界初の洞内イルミネーションってのは。ショッキングブルー、ショッキングピンク! 電飾竜宮!



とにかく光っています。とにかくまぶしい。博士、鍾乳石はなんでキラキラしているの? その真の答えがここにある。



遠くにデッカイ岩が見えてきた。うん? 何か書いてあるぞ。



おちてたまるか!(受験石) なるほどね。でも、どうせ願掛けするなら、こんなギリギリ引っかかっている岩じゃなくて、もっと安定感ある岩にしたほうがいいんじゃないの?😆



湿った通路をさらに進む。そろそろ鍾乳洞も最奥部です。



え、マジで? あの人気者とこんなところでご対面なんて!?



ハイ、福禄寿



落ちたらただでは済まなさそうな地底を眼下に眺めつつ――



海底の名残を目に焼き付けつつ――



通路脇の植物を愛でながら――



脱出~! 結構な長さだったよ。高低差もあり、うっすら汗ばむくらいでした😄



地上に出て通路を道なりに進むと、そのままおみやげ屋さんへなだれ込む仕組みになっている。建物を通り抜けろとの指示。素通りするなよとの指示。よくできてんな。



しかし、この置物が似合う部屋って相当だよ? 熊の敷物、鹿のはく製、そこからだいぶ先にいってようやくシャコ貝のインテリアだからね。



シャコ貝に手を出すこともなく帰還! 表に出ると、さっきよりも車が増えており、観光バスの姿も見える。以前のような活気が早く戻ってくるといいね😉


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