08.クラウドファンディングを始めた理由。

Moi!

皆さん、こんにちは。
街路樹の葉が青々と生い茂り、目にあざやかに映ります。フィンランドで気温が24度を記録し、早くも暑さにやられている杵渕です。皆さん如何お過ごしでしょうか？

改まった話し方して杵渕らしくない…と思われますが、今回は改るべき内容なので、良ければ最後までご購読よろしくお願いします。

タイトルにもある通り、今回はクラウドファンディングを始めた理由について説明させてもらいたいと思います。

・経緯

先ずは、競技費用を募る理由について説明させて頂きたいと思います。

僕の現状ですが、世界ランキング3位・現世界選手権チャンピオンの北欧フィンランドでアイスホッケーをしていて、現在22歳ですが、ヨーロッパのプロリーグで日本人として最多試合出場数の記録を更新中です。

現在は3部リーグでプレーしていますが、アジア人として初のフィンランド1部、2部リーグでプレーする為に活動してます。未だ日本代表に選ばれた事はありませんが、日本代表入りをして世界ランキング16強入り、オリンピックに出場して、日本アイスホッケー界を盛り上げることも一つの目標としてあります。

今はセミプロとしてアイスホッケーをしている傍で、大学生をしています。セミプロ契約と言えどチームがカバーしてくれる費用は少なく、トレーニングと大学の間でなんとかバイトを詰めて競技費用を稼いでるのが現状です。

アイスホッケーは競技費用が高く、１シーズンで約5000€（約60万円）程費用がかかります。(スケート靴、スケートエッヂなどのチームがサポートしてくれない防具費、シーズン中のアイスホッケー保険、遠征先の食費など）
この費用をバイトで稼ぐのにも厳しい為、クラウドファンディングを通してサポーター皆様のご協力をお願いしたいと思っております。

・自分のスキルを還元したい。

オフシーズンが始まって間も無く3ヶ月が経ちますが、その間に今までやった事のない色んなチャレンジをしてきました。今書いているnoteを始め、インスタグラムでのライブ配信、アスリートセミナーの参加、スポンサー獲得活動、Webサイトの立ち上げ等、どれも未経験ばかりなものです。その中で、嬉しい事にサポーター自体も増えましたし、サポーターの皆さんと交流する機会も増えました。

昔からサポートしてくれている方の一人に「自分では気づいてないだろうけど、周真は周りの人に提供できるものが多いよね。何もしてないのがもったいない！」と言われました。んー、そうなのか…元々あまり自分のスキルセットに自信がなく、還元する価値もないだろう。と自分の中で勝手に処理していましたが、彼の一言をきっかけに自分が形として還元できるものについて考えました。

僕が出来ること
・英会話
・アイスホッケーの経験
・留学経験
・フィンランドについて

今思いつくのはこれぐらいですが、僕の得た経験値をどうにかして皆さんに還元したいと思い立ちました。

・サポーターの皆さんと一緒に成長させてもらいたい。

元々、スポンサー探しと同時にクラウドファンディングを始めようとしてました。ですが、何故か自分の中でクラウドファンディングを始めることが腑に落ちなかったので、スポンサー探しだけをしていました。僕の中では、「クラウドファンディング＝一方的に寄付してもらう。」というイメージがあったので…

つい最近、個人スポンサーになって下さった方に「クラウドファンディング始めなよ！」とアドバイスして頂き、改めてクラウドファンディングについて考え始めました。ここで思ったのが、「スポンサー方にはちゃんと還元する内容をメール内で書けてるのに、何故クラウドファンディングでは還元の内容を書けないのだろう。」ということ。ちょうどこのタイミングで、点と点が繋がりました。

自分のスキルセットを還元したい＋クラウドファンディング

こうする事によって、サポーターの皆様とも交流を深める事ができる上に、僕自身も競技に専念出来るようになると思い、ようやくクラウドファンディングを実行することを決断しました。

このクラウドファンディングは、僕のスキルの予約販売が最大の目的です。

僕のスキルの予約販売。（僕の出来ることから選択して頂く）→支援金を競技費用として使用。→バイトに当てていた時間をアイスホッケーのパフォーマンス向上に当てる。→サポーターの皆様にアスリートとして更、に応援してもらいたい。

この様に、皆様に還元できるサイクルを作り、サポーターの皆様と共に成長ができればと思っています。

・挑戦し続けたい

僕の目標としてアスリートとしてのパフォーマンスのレベルを上げて、フィンランドの1部、2部リーグを目指すことは大前提です。それに加え、他にも挑戦したい事があります。僕の今持ってるスキルで満足するのではなく、更に沢山のことにチャレンジしたいと考えています。つい最近始めたWebサイトもそうですが、他にもまだまだチャレンジしたい事があります。

チャレンジしたい事
・立ち上げたWebサイトの運営を継続する。
・オンライン英会話
・サポーターサロンの開設/運営

このチャレンジがどう転がるかは自分でもわかりませんが、経験になることに変わりはないと僕は思います。そして、僕がチャレンジした事の経験値を皆さんや若い世代に還元したいです。

・終わりに

僕がクラウドファンディングに至った経緯とその思いを書かせていただきました。「一方的にサポート受ければいいじゃん！」と思われる方もいれば、「国が違えど、ホッケーの実力で飯が食えてこそプロだろ。」と思われるかもしれません。どちらの意見も正論であり、反論できません。

僕がこのクラウドファンディングを通して実現したい事は、アスリートとしてサポーターの皆様に恩を形として還元できるサイクルを作る事です。日本から遠く離れた異国の地から還元出来る事は限られてしまうかもしれませんが、出来る限りの事をするつもりです。

以下に、クラウドファンディングのホームページのリンクを貼って置きますので、良ければ目を通して頂きたいです。最後まで、ご購読ありがとうございます。

尚、ご寄付頂いた資金は全てアイスホッケーの活動費用として使用させて頂きます。

温かいご寄付を賜れば幸いです。

杵渕より

ここより↓