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【ドイツ語】日本語っぽいドイツ語3選

 こんばんは。この記事に目を留めてくださいましてありがとうございます。

 今回は、何となく日本語っぽく聞こえるドイツ語を選びました。

「あっそう」 Ach so! (アハ、ゾウ!)

 有名すぎる例かもしれませんが・・・。

 英語同様、ドイツ語も「そう」という意味で「so」という単語を使います。但し発音は濁って「ゾウ」

 英語で「まあまあ」を意味するso soは、ドイツ語では「ゾウゾウ」と発音します。意味はほぼ同じです。

「Ach so(アハ、ゾウ)」のときの「so」はそこまで強く濁らないので、ぱっと聞くと日本語の「あっそう」と同じに聞こえます

 日本語の「あっそう」の無愛想な生返事としての使い方もありますが、関心を持って「えっ、そうなんですね!」と言うときにも使える、便利な表現です。くだけた間柄でもフォーマルな場でも使えます。

 お互いの言葉が分からない日本人とドイツ人がいて、ドイツ人が「Ach so」というのを聞いて、日本人が「なんだ日本語話せるんだ」と思ったエピソードもあるとか。

 「ね?」 Ne? (ネ?)

 これもドイツ語と日本語で意味合いが似ている表現です。

 意味は「~だよね?」で、英語の「~, arent' you?」のような「付加疑問文」として使われる表現の1つです。

 「君は日本から来たんだよね?」と言いたいとき、教科書的には、

Du kommst aus Japan, nicht wahr? 

 というふうに「nicht wahr(直訳:本当ではないですか?)」が使われます。僕はまだ、nicht wahr?と話すドイツ語母語話者に会ったことがありません…。

 あるいは、

 Du kommst aus Japan, oder

 と、「oder(直訳:それとも違う?)」を使う表現もあります。これはよく使います。

 これに加えて、そこまで改まった場所ではないところでは、「ne?」を使います。「ne」は「nein」の縮まった単語です。

 Du kommst aus Japan, ne

 この「ne?」の発音と意味合いが日本語の「ね?」ととても似ているので、最初ドイツ語の先生が話すのを聞いたときは、この人はカタコトの日本語を話しているのかと思いました。

「Du kommst aus Japan ね?」と聞こえるからです。

 僕は日本語の癖で、この3つの中では「~, ne?」と話すことが一番多いです。

「なにぃ?」 「Nanu?」(ナヌ?)

 これは小説等でしか見たことがない表現ですが、「何だって?」「おやおや」と言った意味を持つ間投詞です。

「何だって?」という意味で「ナヌー⤴?」と発音すると、時代劇で侍が使う「なぬっ?」とそっくりに響きます。

 実際に話している人を見かけたら是非教えていただければ嬉しいです!

 いかがでしたでしょうか? ここまでお読みくださいまして誠にありがとうございました!



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