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英語の学習手帳

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英語を勉強していく中で気づいた記事をここにまとめています。もしご関心があればお読みいただければ幸いです。
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#仮定法

【英語】仮定法なんてなかったら(2)

【英語】仮定法なんてなかったら(2)

仮定法の話は何度も記事にしているので、流石にそろそろ終わりにしようと思います。

学校英語では、「直説法」(直「接」法ではない)という言葉を学ばないのに、「仮定法」という言葉だけが急に出てきます。

「法」とは、大雑把に言えば、「動詞の活用形」のことです。

「直説法」と「仮定法」は対立概念と言っても過言ではないのに、学ぶのは何故か難しいほうだけ。

しかも、学ぶ割に、この用語には学習面での意味が

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【英語】「仮定法」なんて無かったら

【英語】「仮定法」なんて無かったら

学校英語は好きだったし得意ではあったのですが、
それでも文法は難しいと感じることが多かったです。

特に謎なのは「仮定法」でした。
実は僕たちが知っている「現在形」や「過去形」などは、
「直説法」という「法」の中の世界だったのですが、
「直説法」という名前を教わらずに、いきなり「仮定法」という言葉を学ぶ。
それなのに、実際は「(直説法の)過去形や過去完了形を使います」と言われて、何が何だかよく分か

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英語にもある?!「条件法」

英語にもある?!「条件法」

こんにちは!
先週末から英語の「仮定法(subjunctive mood)」にハマっている(?)じょさのんと言います。

ちなみに、「仮定法」とは、「仮定を表現する方法」という意味ではありません。

上の英語名にご注目ください。
「法」に当たる語が「method」ではなく「mood」になっていますね。

この「mood」は日本語にもある「ムード」と同じ「気持ち」を表す語。
誰の気持ちを表しているの

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英語の「仮定法」について、更にややこしく考えてみました

英語の「仮定法」について、更にややこしく考えてみました

こんにちは!
今回は、色々とヨーロッパの言語をかじってきた僕が、
改めて英語の「仮定法」について考えてみようと思います。

「仮定法」と日本で呼ばれているこの形ですが、
英語では「subjunctive mood」と呼ばれています。

フランス語をはじめロマンス諸語を学ばれた方は「subjunctive」と聴いてピンと来るかもしれませんが、

「接続法」と他言語では呼ばれているものです。

なぜ「

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