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最近の池袋がすごいことになっている

どうも、里佳子です。今日は、私が最近BTSの次に(笑)ハマってると言っても過言ではない、ザ、豊島区の池袋をご紹介したいと思います!

足を運んだ一次情報、どうぞ!

あるときそれは突然に。消滅可能性都市だった池袋

皆さん、消滅可能性都市という存在をご存知でしょうか。

そのまんまなんですが、特に出産可能な女性がどんどん減っていく、そしてつまり子供が増えない都市。限界集落が都市にも当てはまるのです。

そんなカテゴリに、池袋がある豊島区は2014年に指定されてしまいました。

私も大学の時、池袋にはよく遊びにきていたけど、なんだか暗いし汚いし、わちゃわちゃしてて危険な街だわぁという感じ。占い?みたいなおばちゃんが徘徊していたなぁ。そこまでになっていたことを国はデータで認識していた、いるんですね。

SDGsの波に乗る豊島区

しかし、そこを覆そう!と一人の区長が声を上げました。現在の豊島区区長、高野区長です。

まず、運気も豊島区に味方したと思います。それはSDGsの流れ。(何度でも、SDGsを推してみる!)

そして豊島区は、2020年7月にSDGs未来都市、そして自治体SDGsモデル事業に選定されたのです。ダブル選定は東京初!なのです。

街を歩くと、本当に色々なスキームが見えてきます。まず、豊島区の区役所。区役所の機能と、その上には居住区を併設。

より行政と区民が近しい距離を持ち、その暮らしを支える行政に、体感的にも興味をもてる距離。設計が素晴らしいな。

区民にとって、持続可能な経済を構築できるかもしれない可能性を、私は豊島区に感じています。

独自の経済圏を、都市が構築する。地方の農業生産者と、都市で商いをしている飲食店の方。そして貧困など今苦しんでいる方々。富の分配がキーワードになってくると思います。

都市に住む人たちが感じる、魅力的な製品とはなんでしょうか。都会のスーパーではなかなか食べることができない美味しいものは、移動費なんかを含めても、居住区内で買えるならば価値があります。

そして、美味しさを知ってもらうとさらにECで農家は売れることができる。そして、その地方の良さを知ってもらうことができ、いつか旅行に行ってみよう。そして、その農家を通じて都会の人との交流が生まれ…と循環のスピードはどんどん加速していく。

そこに付随するビジネスは考えるだけでもかなり出てくるのではないでしょうか。形にするのは、一人じゃなくてもいい。行政と一緒にできるかもしれないし、その地元の人たちとできるかもしれない。

そういう世の中を作っていくきっかけは、地方からと、都市から、双方向でないと成り立たないのです。

それを考えると、豊島区の取り組みは日本の方向性を大きく変えていくきっかけになるのではないでしょうか。

柔軟に、強かに、たおやかに。

池袋の民間と行政が一体になったプロジェクト

皆さんに、私が大好きな南池袋公園をご紹介。今は一月ちょっと過ぎまで芝生を養生中。先日開催された、"池袋リビングループ"もnoteに書いたのでご参考まで。

"道はいつの間にか、車のためのものになってはいないだろうか。そこを歩く、私たち人間こそ、その道に血を流す生き物。"私は、道路から街が変わると信じています。音楽を聴きながら、愛する人と歩きながら、幸せを感じながら歩いたり、走ったりすることをとても愛しているからです。

南池袋公園、来年の芝生を楽しみに。

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私は区民ではありませんがこの場所が好きです。穏やかな照明が、木に何気なく設置されています。癒される。

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人と人の距離をこの空間が近しくしてくれる感覚があるから、この場所に何度も来たいと思います。

子供さんがたくさん遊んでいるし、彼らは何より、大人と大人の距離を近しくしてくれます。

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たった一言の会話でも、安心が生まれるのです。ちなみに、上の写真は共有トイレ。巣箱のような箱の中には、本が入っていて、誰でも読んでOK。仮に持っていっちゃったとしても困らないものを入れているそう。

絵本という文化のシェアは、なんだか嬉しくなります。誰かの興味や好奇心が大きくなりますように。

IKE SUN Park OPEN!!

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そして!本日12月12日オープンの"IKE SUN Park"!こちらは東池袋にあります。JR池袋駅からは結構歩くので、有楽町線を使って行った方が子供さんも楽かも。

月に何回かはマルシェが開かれ、さまざまな食材が並びます。豊島区との友好都市はもとより、埼玉の農家さんの生き生きとしたお野菜も。

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今日は、しっかりとした検温と、マスク着用を必須とした体制のもと、たくさんの方々が見えていました。

地方の美味しい食べ物を都心の人たちが購入し、その産地を学んだりすることは、地方活性化に結びつく。大きな成果はすぐには見込めないかもしれませんが、その興味関心は未来につながります。コロナ禍ではより、その感覚が強いものとなっているのではないでしょうか。

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そして、南池袋公園と変わらず、カフェも併設。そう、南池袋公園より敷地面積は広いので遊ぶ場所が多い感じ。カフェは南池袋公園の方が雰囲気的に好きかも。

こちら、東池袋公園のカフェ。

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いろんな方々で賑わっていました。東池袋公園には、マルシェの他にちょこちょこ独立店舗の食べ物屋さんもあって、そこら辺は南池袋公園と違うところかな。

そして、この東池袋公園、防災機能、非常用トイレ、食品備蓄やヘリポート常設など、非常事態に対応しているすごい公園なのです!!!

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こちら、池袋を拠点ごとに周回している"IKEBUS"です。これに乗れば、南池袋公園、東池袋公園、東京芸術劇場、ハレザなどの池袋スポットに連れて行ってくれます。人の循環を作る、山手線のような。

池袋を守ってくれそう。

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カフェの他に、常設の店舗もありました!時間がなかったのでじっくりと立ち寄れなかったのですが今度は覗いてみたい!美味しそう。

池袋においでませ

ということで、池袋はこれからますますおもしろく、豊かさを実感できる街になっていきます。

池袋リビングループや、IKE SUN Parkのマルシェも月に何度か開催されますので、皆様足をお運びください。

都会の中で大地に背中をくっつけて、空を見上げる。これがかなり癒されるので、是非、行かれた際にはやってみてくださいね。




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