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『10ぴきのかえる』間所ひさこ レビュー
いたずらぼうずに捕まって四角いコンクリートの池に入れられた10ぴきのおたまじゃくしが、とうとう10ぴきのかえるになりました。やっと自由に動けるようになった10ぴきのかえるは、生まれ故郷のひょうたんぬまに帰ることにしましたが、初めて水の外に出たので、ひょうたんぬまの場所がわかりません……。
かたつむりさんやちょうちょうさんに道を聞いて、ぴょん、ぴょん、ぴょん! ぴょん、ぴょん、ぴょん! やっとの思いで、小川の岸につくと、はしゃぎがえるがほっとして、流れに飛び込みました。すると、そこには、大きなはさみのざりがにが……!?
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<紹介>
1981年から2010年にかけて出版されたシリーズものの第1巻。
<レビュー>
10匹のカエルたちがみんなで力を合わせて知恵を出し合って危機を乗り越えるドキドキハラハラ冒険物語。
物語がテンポ良く進み、説教じみたところがないのがイィ。
絵は10匹それぞれみんな個性があって、取り巻きの昆虫たちも表情が豊か。
Amazon Kids+の試用期間中にiPadで18巻一気に読み切ったけど、見開きになってるページが多いので、保管場所さえあれば紙の本を全巻大人買いして手元に置きたいところw
<続編は?>
2019年に作者が亡くなってるので、19巻目の発売は期待できない。
ただし作画の人は生きているので、"仲川道子"でググると同じ雰囲気の絵が見れる。高家博成著の『かわいいむしのえほん』シリーズなど。
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