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タイトルの「創造的凡人戦略」の言葉に関して

ここでは「創造的凡人戦略」の言葉の解説をしておきたい。
解説にあたっては1)創造的/2)凡人/3)戦略で区切って進めてみたい。
(それぞれについて深い内容なので改めて別の回で考えてみたいが、今回はイメージが出来る程度にしたい。)

1)「創造的」とは

誰もが人生を「それなりに生きていく」ことを目指している。そのためにこれからは(も)あるレベルで「価値」を生み出し続けることが必要だ。
(ちなみに「それなりに生きていく」ってのは人それぞれだから深く考えない。衣食住において最低限の生活をしていくことが前提であればいいし、何か目標に向かって一生懸命に生活することでも良い。)

「価値」って難しそうな言葉だけど、
価値については難しく考えず、誰かにとって嬉しいこと、欲求を満たすことだと思ってほしい。

「価値」を生み出すためには、色々とやらないといけなさそうなことがあるんだけど、どうやら価値には昔からずーっと変わらないものと、変わらなければいけないことがあるようだ。

昔からずーっと変わらない例として、身近な例を挙げると、喉が渇いた人にとって「飲み物」は価値があることは言うまでもない。
しかし飲み物でも熱くてネバネバしたしょっぱいかたやきそばのあんかけみたいなものだとダメで、冷たいサッパリしたお茶で十分なことが多い。

当たり前の喩えで微妙だけど、これは今も昔から変わらないことは明らかだ。
しかし、実際の仕事やサービスだったり、人に何かを伝える場面でこれを出来てないことが多い。
過剰なサービスを提供してしまうことがあるからだ。(こういうのをデザイン系のひとはUIだったりUXと呼ぶ?)

「価値」は時代と共に変わる場合もある。
例えば何らかの音楽作品を作るとする。その作品の価値は作られた内容そのものの素晴らしさだけでなく、世の中の関心事や時代背景の影響を受けて評価されるため、受け取られ方が変わってくる。(時代が変わると見直されるケースがあるやつ)

作品に接して「そう、それ!」って誰もが言葉には出来ないが時代や世代が持つ欲求や問題意識に突き刺さるテーマは共感されて、すごく評価される。
残念ながら陽が当たらず行き場を失う作品も数多い。

Joppleでは価値が何なのか、変化するのか、不変なのか、早く気付くことが重要だと考えている。
Joppleでは関心があるニュースや話題について2018年3月からSNS(TwitterやBlog)で発信している。
ここで発信しているニュースはアカウントをフォローしてくれている人、していない人に関わらず多くの人にとって普段の生活に直接関係のないように思える。
共通テーマはJoppleのメンバーが普段気にしていビジネス、テクノロジー、アート、カルチャーに関する内容となっている。

これって実は多くの人にとって生活に深く影響を与えていて、今後何が価値なのかを予測するのに役立てて貰いたいと思って発信している。

だけどあまりにも断片的なスナップショットになるのでわかり難いため、「創造的凡人戦略」という形で、ある程度整理してわかりやすくしておくことが必要だと思う。

誰もが過去は振り返ることができるが前を向いて生きていくしかないなかで「時間」は有限。
兎に角悩んでも仕方のないことが結構あるけど
何が価値があるのか、早く知っていれば後で悩む必要がなかったことが意外と多い。
(ちなみに生産性をあげることと思いがちだが、それとは違うので改めて紹介したい。)

2)次に「凡人」

あえて凡人を使ったのは理由がある。
対義語は偉人ということになる。

世間で権威ある偉人が書いた実用書や専門性の高いの雑誌や大衆雑誌の記事で発信されている内容は偉人の考えを偉人に対して伝えるものになっているのが多いのではないかと思うから。

例えば経済紙のコラム。

知識として何らかの示唆を得るための情報、といえばそうなのかもしれないが

凡人にとっては、同じことをしても再現性がないことが多いし、前提条件が著しく日常とはかけ離れた出来事であることが多い。

このような情報の多くは「成功するために〇〇が必要」と書かれるが、実際は「成功したら〇〇していた。」と原因と結果が明らかではない文面に溢れている。

例えば〇〇に「とにかく行動する」を当てはめるとよい。

成功するためにとにかく行動した。

というが、
いやいや待てよと。

実際には事前に計画を立てたり、目標達成のための条件が見えていたはず。
もちろん最初から完璧な計画や目標を設定できるとは思わないが、何らかの勘所や思いがあって、行動し始めているんでしょと。

だから前提条件が違っているので〇〇を再現しても成功しない。

わたしたち凡人にとって本当に大事なことは何かを伝えたい。

3)最後に「戦略」

「戦略」って自分も含めて素人が使うと誤解を生むことがあるのでこの言葉を使うべきかどうかが微妙だった。

書店の本のタイトル、企業の経営方針などには〇〇戦略という言葉が溢れている。
君にとっての戦略の意味って何?ってなる。

いろんな偉人が論文を書いていたり経営書にいろんなことを書いている。どれも正しいのだろうけど、難しいし、何より堅い言葉。

少し柔らかくしたいいのでここではこんな風に考えればいいと思っています。

リアルな社会やそれぞれの人生をゲームとする。
自分はゲームのプレイヤー(主人公)とみなす。
ゲームにはゴールがあり、それはプレイヤー自身で決めることが出来るし、誰から与えられても良い。
ゲーム内もゴールに達することをクリアと呼び、何らかのクリア条件がある。
プレイヤーはゲームをクリアすると満足感が得られるし、報酬が得られるかもしれない。
ゲームをクリアするためにどう行った行動をとるべきかは、プレイヤー自身が考えても良いし、誰かからアドバイスをもらってもよい。

このように人生をゲームっぽく考えると戦略はクリア条件までの道のりのことだと思う。
(クリア条件までの道のりが複数ある場合は戦略を選ぶという言い方ができる。)

例えば、トランプのババ抜きならゲームのクリアまでの道のりは、他人よりも早くペアを揃えて手持ちのカードを少なくすること。(ジョーカーを持たないことはクリア条件。最後まで手札に入れておき最後に他人に掴ませるのもよいし、最初に掴ませてしまうのもよい。これをどちらかにするかが戦略。)

みたいな感じで考えるとわかりやすくなる。

1)→2)→3)をまとめると
「だれでもできる価値創造の条件、それをやる道のり」ということになる。

ということで次回以降も「創造的凡人戦略」を続けてみたい。

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