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仲間づくりは募集型より共鳴型

私はよく「こんなものがあったらいいんじゃないか?」「こーゆーサービスって需要があるんじゃないか?」とふと思い浮かび、それを実現するために即行動することがある。

多くの場合、それは一人では達成できず、仲間が必要となる。

しかし同じような価値観をもって共に行動してくれる人などそう簡単に現れはしない。

こんなにネット社会が発展して、世界中の人とつながるチャンスがあるはずなのに、Twitterやインスタグラムなど利用者の多いSNSを用いてもそう簡単に同志を見つけることはできない。

ただそれらのSNSを見る限り、「〇〇に興味のある方はぜひDMにてご連絡ください!」というように『この指とまれ方式』で同志を募集している人が多くいると感じる。

先ほども述べたようにSNSは色々な人へリーチできるツールだが、とあるユーザーが募集を見て興味をもっても、見ず知らずの人に話しかけてコミュニケーションをとることはかなりハードルが高いことである。

ネットだけでなく、リアルな場面においてもお店などで客の呼び込みをしている店員さんに声をかけるのはかなり心理的ハードルが高いことだ(陽キャを除く)。


逆に募集をしている当人たちは見ず知らずの人が興味を示してくれること、話しかけてくれることにとてもウェルカムであることを自身の経験から知っている。

ネットへの投稿でいいね♡やGoodをもらえた時のように、募集した内容に関してリプやDMで反応があるとちょっとした達成感と嬉しさがこみ上げる。


このように、ウェルカムな募集があふれているがそれを見るユーザー側の心理的抵抗によって反応を得られない状況が生まれている。

さらに、意外と似たような募集がなされている場合が往々にして存在しているので「似たもの同士でやったらいいじゃん」とツッコみたくなる。


そこで仲間や同志を募集する側の人は、最初から自分の価値観に共感してくれる人を募集するよりも既に似たような活動をしている人にアプローチしてコミュニティに参加し、仲間を見つける方がよっぽど簡単で確実だと思う。

先ほど述べたように募集している側は基本的にウェルカムなので、勇気をもって声をかけ、自分の価値観や理想と共通する部分を開示すれば、高い確率で共感してもらえると思う。

ただ、自分の価値観や理想を押し付けようとするのではなく、アプローチの際には相手の価値観や理想を理解したうえで対話しなければ、相互理解は得られない。


つまり、「理解されたければ理解せよ」ということだ。

私自身、自分の価値観に共感してくれる人が来てくれるのを待つだけだったが、この事実に気づいてからは自分が他者の価値観を理解しに行くことから始めるべきだと深く反省した。

これから多くの人の発信をキャッチし、より自分に近い理想を掲げる人とつながっていこうと思う。


頑張るぞ!

おー!



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