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他者と働く 宇田川元一

なんで読んだ?

今の仕事上企業間をまたいで仕事することが多いからその際に起こりうる、問題の解決プロセスを吸収しておきたい!!

①他者と働く=対話

他者と働くとは相手と対話を重ね新しい関係性を気づいて行くこと
他者のナラティブを理解し互いの共通目標を作ることがプロジェクトの進行には不可欠。
ナラティブって?
立場、役割、専門性によって生まれる解釈のこと。
つまり相手に取り巻く環境やストーリーから生まれる考え方や感性。
ほとんどのややこしい問題って技術的課題ではなくて、関係性から起きる適応課題だよね。だからこそ他者と働く為にはナラティブを理解することが重要になる。

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②相手と共通目標、フラットな環境を作るには?

適応課題が生まれたとき、どうすれば解決できるか。
4つのステップを意識する。
1、準備 まず相手と自分の間に溝があることに気づく
2、観察 溝の向こう側、相手のとりまく環境を眺め観察
3、解釈 相手の立場から自分がどう見えているか理解する
4、介入 理解した上ですり合わせられる部分に橋を掛けてアクション

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③大事なのは2と3

相手の置かれている環境ストーリーをいかに理解できるかが大事多部署へのヒアリングや相手の財政状況などなるべく相手理解に務めることで課題を抽出するべきかも

注意ポイント
・相手に迎合する:立場を諦めたら終わり
・馴れ合う:なかよくなり過ぎて本来の課題を言い出せないままナーナー
・孤立する:排他的な孤立ではなく仲間と共に
・抑圧する:権力で押し付けても反発するだけ短期的な効果しかない

まとめ

ほとんどの人が他者と働いているが「相手の立場」を理解し発言、提案、指示できているかは怪しい。
相手の立場(ナラティブ)を理解した上での提案はより確度が上がり、交渉にも効果的だと感じた。というかペルソナを立てて営業を行うのと同じかな?
忘れているプロセスを再認識させてくれる本だった。

読みたい方はこちら
他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論 (NewsPicksパブリッシング)

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