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いつの間にか大人になった僕たちへ。『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』感想(*ネタバレ含む)

この映画を観て一言

過去の記憶から俺も、前に進もう。

こんな人に観て欲しい

・デジモンアドベンチャー01を観ていた人
・学生から社会人になって2,3年まだまだ大人になりきれない悩める社会人

triは全く見てないけれど全然たのしめました。

見所3つ

①大人になる葛藤

太一とアグモンたちが出会い、デジタルワールドを冒険した夏から十年以上が経過した2010年。選ばれし子供たちはそれぞれの進路に悩む大人と子供の間にいる。物語は太一とヤマトのTOP2が主役。太一はやりたい事が決まりきらない葛藤、ヤマトは過去の自分を振り切れない葛藤。2人の葛藤と対照的に描かれる進路に突き進んでいる仲間達とのコントラストが印象的だった。そんな2人から先にパートナーデジモンとの別れがくるなんて、、、

②小学生の記憶とリンク

OPから進化まで懐かしさMAX。小学生の頃を思い出した。
「太一油断するなよ」ってセリフ、ヤマトよく言っていたよなw
でも最後の進化系はあんまり好きに慣れなかったな。。。
オメガモンでよかった。オメガモンマジかっこいい。

③デジモン達から、デジモン世代の僕たちへのエール

太一とヤマトを中心に進行するストーリーの中で、アグモンやガブモンが話しかける言葉はまるでデジモン世代の僕たちに話かけているようだった。
「どんどん成長していく姿をみていてワクワクするんだ」ってセリフなんだか嬉しいよね。デジモンたちとの会話で何度も泣いた。

感想

小学生の頃、アニメのような妄想していた僕も、近頃はする時間も少なくなって、目に飛び込む他人の不幸なニュース。現実的な事が頭の中を覆い尽くして、いつの間にか社会人と呼ばれるようになって、枠にはまって生きている。昔の写真を見ながら「この時は楽しかった。自由だった。」って昔を羨む自分もいる。
それでも時間は戻らない。子供の時に描いた夢や妄想のように現実は甘くない。想像を実現する難しさに直面しながら夢を見ない大人になっていく。
だからこそこの映画を観たくなった。夢を見れない大人に染まり切る前に、もう一度、夢だらけだったアドベンチャーの世界に。
「大きくなったねえ太一」アグモンの言葉は少年時代の自分が話しかけていたような感覚がした。俺も大きくなったし、これまでに幸せな経験もした。でもまだまだこれから!大人になった今、次の冒険を始めたい。

【Butter-Fly歌詞 一部抜粋】
無限大な夢の後の、何もない世の中じゃ
そうさ愛しい想いも負けそうになるけど
stayしがちなイメージだらけの頼りない翼でも
きっと飛べるさOn my love

↓これ観てからだとさらに楽しめるかも↓

太一、ヤマト、空の将来への想いがより深く知れる

予告


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