見出し画像

サラリーマンでいる事も一理ある。

こんにちは。
久々にアナログレコードを引っ張り出して、
若かりし頃に聞いていた音楽を聴いていると、
若かった頃には気づかなかった新たな魅力に気づき、
勝手にテンションが上がっている、
関西で大家業と子育てに精を出す、佐山 潤(さやま じゅん)です。

最近サラリーマン業の方で嬉しい事がありました。
給料が上がったのです。数千円とかですが^^
すでに年度が代わって定期的な昇給は済んでいたのですが、
物価の上昇と業績がどうのこうの、と言って全社員が上がることになりました。

金額どうあれ、これってすごい事ですよね。
自身で何か事業をしていて、
自分の手残りを上げようと思うとなかなか大変です。
特に大家業の場合は物件に積極的に内外装の工事や最新設備を導入!
とかでもしないと中々家賃を上げれない。
私のもっている物件のほとんどがいわゆる3点ユニットバスですが、
これを無理やりにでもトイレと風呂(というかスペース的にシャワー室が限界)に分けようとすると、100万は下らないでしょう。
それで、その後いくら家賃をあげれるか?
100万円投下した分を回収できるのはいつになるのか?
こう考えると物件のバージョンアップ、
というのは相当に色んなシミュレーションが必要になります。
結果やらない、という判断を下すのはごもっともでしょう。

なので、そういう判断を下す、となると
大家業の場合、家賃設定は物件の築年と共に、
ほんの少しずつですが下降していく事になることが多いです。
つまり手残りが少しずつですが減っていく。
だから大家さんは長いスパンで見ると物件の入れ替えや買い増しが必要になる。
そうしないと「昇給」できないわけですから。

という大変な「昇給」ですが、
サラリーマンはいとも簡単に一年ごとに昇給する。
今回は物価高を受けてと、望んでなかったのに昇給する。
普段会社にいるだけの環境で仕事していると気付きにくいですが、
これってとんでもなくすごい事だなと思います。

翻って、私の当面のゴールは
「圧倒的な経済的自由を伴ってサラリーマンを辞める」です。
でサラリーマンを辞めてさらなる自由があれば、
もっと子供たちと関わったり、家族を色んな所に連れて行ったり、
もし、子供が何らかの事情で学校に行くのが本当に嫌になったとしても、
家に居ていいよ。と簡単に言ってあげれる。
何ならそのまま海外旅行にでも行ける笑

そしてこれは私の憧れなのですが、
ナシーム・ニコラス・タレブ
というアメリカの毒舌インテリオプショントレーダーが居て、
その人が「半脆弱性」という著書で、
「膨大な蔵書をもつ遊び人」
という言葉で、様々なしがらみを持たず、
自身の教養と強さ、そして豊かさで世を謳歌する人
(タレブ自身の事かと思いますが)
を表現していて、私は今でもそんな人生をゴールにしたいと思っています。

そうは言ってもこの度、
こうして世の中の情勢に合わせて、こちらからするとほぼ自動的に
実入りが増えるこのサラリーマンという属性。これだけではなく、
・よほどの事がない限りクビにはならず、キャッシュフローとしての安定性が抜群
・特に頭を使わずとも体を会社にもっていって適宜ストレスにさらされるだけでお金がもらえる。(レバレッジは利きませんが)
・常に他人と関わるので社会性を維持し、「世間ずれ」することもない。
・社会保障、納税など、面倒な事を代行してくれる
(だからこそ「節税できない」という側面はありますが)
と、よく考えたら何ともおんぶにだっこなシステムで、
それこそタイトルの通り、当面サラリーマンを維持することには一理ある。
そしてこれも大きい
・長くいるほど居場所ができて楽。
私も長らくブラック企業を渡り歩いて辛酸をなめ続けてきましたが、
今はこのメリットを享受しつつあります。

これに加えて、フランス革命から個人主義を是とする欧米諸国と比べたら、
団体への帰属意識が強い、という日本人の特性が好相性で、
日本人はサラリーマンに向いていて、そのサラリーマンを多数抱える企業が日本の産業の中心となって経済躍進した。というのは合点がいきます。
そりゃ学校でも、「お金を稼ぐ大人」よりも「いいサラリーマンになる」
様な教育が施されてしまうのは納得です。

話が少しそれてしまいましたが、
かねてから大家業はじめ、副業、投資を拡大し、
サラリーマンを辞めて「
膨大な蔵書をもつ遊び人」
になりたいと思っている佐山ですが、
サラリーマンでいる事のメリットを、
ここ1・2年で実感してしまっております。

今後どうするか?
一つだけ断言できる事があります。

サラリーマンを辞めても辞めなくても、
経済状態が豊かであればあるほどいい

これは言えそうですね。
つまり、引き続き邁進、精進あるのみですね。
感謝は忘れずに。

本日もお読み頂きありがとうございます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?