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アンパンマンをかれこれ5年見続けて思う

こんにちは!
関西で子育てと大家業に奮闘中の佐山 潤(さやま じゅん)です。
次男がアンパンマンに夢中です。
長男はピークを越えて今は恐竜に夢中ですが、
かつては長男が乳児の頃からずっと一緒に見ているので、
かれこれ5年近くアンパンマンを見続けています。笑
世の中に永遠に続くもの、、、ってないだろうな。
と思ってましたが、アンパンマンは続くんじゃないか、
と一瞬思ってしまいました。
勧善懲悪。ただ、極悪人は出てこない。
毒のないストーリーと、毎回ほぼ同じ展開の話の分かりやすさ。
親はこれなら子供が変な影響を受けることはないと安心する。
絵柄は丸が多くて、子供の気を引き付ける。→家事ができる。
ファン層は少子化と言えど絶えず生まれてくる赤ちゃんたち。

アンパンマンの声優の戸田恵子さん自身も
「愛すべきマンネリ、100年続く番組です」
と言ってます。うん。納得。

これは本当に理想的な例ですが、
世の中の多くの人は脳に恒常性維持機能があるせいか、
本来的には変化を嫌います。
・上司がうるさい人に変わる
・基幹システムが刷新されて今まで慣れた操作ができなくなる
・給料が成果主義に変わる
・会社がつぶれて仕事を探さないと、、、
等など、嫌ですよね。普通は。

私も職場環境が長い事悪くて、
このままでは自分がどうなるかわからなかったので、
何か、外的要因に作用されない、ずっと続く収入源が欲しかった。
悠久の時を過ごしたかった。

、、、という事もあって大家さんを志しました。
ところがどっこい実際大家さんになってみると、
退去はするわ、設備が壊れるわ、広告料は払うわ。
全然思てたんとちゃう日々。
時には悠久どころか有給取らないと解決しない問題もしばしば。

損してない、、、どころかしっかり大家業の旨味は享受してはいますが、
不動産投資といえばよく言われる、

「不労所得」

とはとても言えません。これが現実です。
そして、こういう日々を過ごすことで、ようやく気付きました。


世の中永遠に続く「これさえやっときゃいい」というものはない。

つまりは

変化や予想外は起こって当たり前


ですね。でもこれに気付いたとしても、
実際突発的な予想外が起こると、結構なストレスです。
その度に
「ああ、そうそう、ずっと同じ日々は続かないんだった」
と思うわけです。

平穏を求める、変化を嫌う、
というのは何というか思考の抽象度が低くて、
どうしても行き当たりばったり、というか、
世の中の流れに抗う力がない、抗いたくもない。
だからこそ、自分の状況は貧しいまま、時間もないまま、できない理由を探すまま、、、
という事にもつながる気がします。

変化を嫌うより、変化を楽しむ、少なくとも受け入れる努力をする。
難しいですが、絶対こっちのほうが結局いい。

でもこういう事をいろいろ思えるようになった、というだけで、
若いころに感じていた「なんで俺には平和が訪れないんだ」
みたいな、エゴともとれる思いから解放されている、
という意味で、ずいぶん楽になりました。
加齢は今のところ、私の味方をしてくれているようです。笑

自分への戒めも含めた話でしたが、
お読みいただき、誠にありがとうございます。

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