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大家さん、初夏の風物詩

おはようございます。
我が家は北陸の大ファンで、毎年のように旅行に行きます。
今年の旅行を来週に予定していますが、この時期の子供たちの健康状態で、
夫婦ともどもピリピリしている、
関西で子育てと大家業に精を出す佐山 潤(さやま じゅん)です。
保育園は病原菌の温床なので、できればこんな大事な時期にはいかせたくないですが、サラリーマンをしていればこれは避けられませんね。
早く辞めたいサラリーマン。。。
そうもいかないサラリーマン。。。笑

さて、初夏と呼ぶにふさわしい気候になってきました。
我が家も今年初のスイカを買いました。
他にも風鈴、新緑、鱧等々、
初夏の風物詩って色々ありますよね。
そんな事を考えていると突然の電話。管理会社から、
「あの、○○号室からエアコンが効かないと問い合わせが」
ああ、初夏だなあ、、、と思わされます。
もう大家をやり始めて、この知らせが来なかった初夏はありません。
というくらい常連の故障対応。

シーズンオフを経て久々に動かしたエアコンが、
もう動かなっており、交換を求められる、
古い設備のマンションでは避けては通れない対応です。

で、これ毎年大体対応が決まっていて、
・エアコン外観と接写で写真撮る
・中古エアコン取付業者に安い機材の手配依頼
・別の業者にも見積依頼
・いずれの見積にも備考欄に「電気的な故障の為」と記載してもらう
・高いほうの見積を保険会社に出す
・保険金が下りるのを待つ

これで特に問題なく保険金が下りてきていたのですが、
今年はなんか雲行きが怪しくて、代理店から言われたのが、
「なんか、保険会社、ものすごく厳しくなっていて、エアコンを
解体してどの箇所が故障しているのか写真を取れって言ってまして」

え、、、?

んな事できるわけないやん!
じゃあ毎回メーカーか、修理専門業者に連絡して、
写真撮るの?故障個所が目視できるもんじゃなかったらどーすんの?
大体費用についても調べて修理、じゃなくて、
交換対応やから安く済んでたのに、、、

という事をすぐ伝えました。
ですが、内心では、
「あー、ついに来たか、、、」と、、、
確かにそもそも故障原因が明確にわかる状態で保険申請するのが定石ですし、こんな新品のエアコン写真撮ったのとほとんど変わらん写真送って
保険金出るって、なんてすばらしい世の中なんだろう。。。
この楽園の日々がいつまでも続くといいけど、、、

て思ってましたが、ついに。。。

この保険会社の態度の硬化ですが、
数年前から急に流行りだした、
・火災保険の申請代行業者による保険申請過多

・災害が増えたことによる火災保険申請件数増加
によって保険会社も支払い保険金の引当金が大きくダメージを受けており、
支払い査定が非常に厳しくなっているとの事です。

この初夏の暑さでも入居者さんとしては
当然「早く交換してくれ」となり、
まずは交換ありきで対応してしまったので、
今更交換対象機の解剖もできず。今回は八方ふさがり。。
今回は一旦引き下がってプールしているお金を使う事になりそうです。

うーむ。
それにしてもこの一件だけで終わることを祈るのみです。
毎年大体一件ですが、可能性としては複数やってくることもあり得ます。

時代とともに同じ問題でも解決策が変わってくる。
賃貸経営が世間で思われている「不労所得」のイメージとは裏腹に
結構大家の力が試されるいい例となってしまいました。

本日もお読み頂き、ありがとうございます。

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