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ついにやってきたお話

おはようございます。
ブログや新しい事業やセミナー等、
最近いろんなことに手を出していますが、
この状態で北陸に一週間旅立ってしまったので、
戻ってきたら何が何だか分からなくなって、
旅立つ前の予想から15万円くらい帳尻が合わなくなっている、
関西で大家業と子育てに精を出す佐山 潤(さやま じゅん)です。

まだまだ修行中ですね。

さておき、築古単身者用物件をたくさん取り扱う佐山ですが、
このスタイルの大家さんであれば、いつかは起こるであろう問題があります。

先日いつもの業者さんから連絡がありました。
「数日前から105号室電気つきっぱなしらしいですよ」

この業者さんは私が出入りさせまくっているので、
入居者の一部と仲がよく、立ち話で仕入れた情報を私に連絡くれます。
別に頼んだわけではないのですが、ありがたい話です。

とはいえ、この連絡は嫌な予感がしました。
すぐに管理会社へ連絡します。

「わかりました。警察立ち合いで入ってみますね」

これは安否確認と言って、管理会社が、入居者の安否、
すなわちその人が生きているのか死んでいるのか、
はたまた夜逃げとかでもぬけの殻になっているのか、
を警察立ち合いの下、確認する事ができるものです。

余談ですが、私のサラリーマンの仕事、家賃保証業界では、
この安否確認がよく登場します。
滞納者と長らく連絡が取れない、とか、
連絡しても電話番号がもう使われなくなっている。とか、
今まで滞納した事なんてなかった方が、急に滞納して、
やはり連絡取れない、等々。

こういう場合部屋の中を確認すると、フツーにテレビを見ていた、
というケースも中にはありますが、やっぱり多いのは、

亡くなっている。。。

いわゆる入居者の孤独死です。

今回の安否確認が正にそうなってしまいました。
実は初めての事で、「ついに来たか。。。」という所です。

これまで、倒れている所を身内の方やヘルパーさんが発見して、
病院に運ばれ、そこで亡くなった、というケースは何度かありました。
余談ですが、このケースではいわゆる「孤独死」には当たらず、
告知義務の必要ないわゆる「事故物件」には該当しません。

さておき、今回の安否確認では、
入居者さんはお風呂場で亡くなっていました。
水は出ていなかったようなので、
どうもシャワーしようとユニットバスに入ったところで、
脳か心臓に支障をきたし、そのまま亡くなられたようです。

今までどういう道筋をその入居者さんが歩んでこられたのか、
最終的に私の物件を終の棲家として頂き、そこで人生を終えられる。

大家としてはこの後、結構大きめの修繕入れて、消毒なども必要になり、
何より次の入居者さんには告知事項が追加されるので、
いわゆる事故物件の仲間入りで、募集にも苦労する、
少なくとも同じ家賃での募集は難しいでしょう。

そういった事はあるもののとりあえず今は合掌。

次回はこの後の実務的な事を書いていきたいと思います。

本日もお読みくださり、ありがとうございます。


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