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言葉のバラード | 酷く酔っ払った日のメモ

「3の法則」というものがあります。

人は空気がないと3分しか生きられない。
人は適切な体温を維持できなければ、3時間しか生きられない。
人は体内に水分がない状況では3日程度しか生きられない。
人は食べなければ3週間ぐらいしか生きられない

という言説。

そこにもう一つの法則を加えるなら

意味がないと3秒しか生き生きと動けない。

意味を定義することは難しい。私たちは宇宙に光る無数の星屑たちの意味を計り知れない。尊い命であり、儚い時を生きるヒトという生き物が意味を規定できると思い込むなんておこがましい。

しかし、意味がないと私たちは動けない。身体は動けているかもしれないけど、心が動けていないのだ。

だから、意味はわからなくとも、意味があると志し続けるしかない。それは意志である。

その意志の源となるものエネルギーが、愛なのではないかと考える。
そのエネルギーに、愛という名をつけたいと心から想い願う。

・・・

昨日、少し酒を飲み過ぎて。
酒を飲むと、生きるとか、幸せとか、愛とか、存在とか。そういう考えてもどうしよもないことを一人で考え込んで過ぎていく時間を嗜んでいる。

その流れゆく時間の中に、たくさんの文学的なインスピレーションが生まれて。昨日は以下のようなメモを書き残していた。

どうしよもない、窮屈さ。その窮屈な対象すべても愛おしく、どれだけ愛し合いながら生き続けられるか。

会えないときのもどかしさ。しかし、あのときの言葉がその人のどこかで余韻として響き、ぬくもりとして残り続けるのであれば。それはきっと私の生きた生の証となるのではないか。

そう信じて、存在し続けたいと思いながら、一生懸命、前を向いたふりをして生きるしかない。

2024 03 07 Ringoで飲んだ日のメモ


いつになったら、こういう感傷的な自分から抜け出せるのか、最近は抜け出すことをあきらめている気もする。


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