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地域性とアート。

先日、和歌山で初めての個展と企画展を終えました。
ふらっと来ていただいた方、作品やグッズなど購入してくださった方、ワークショップに参加してくださった方、お忙しい中時間を割いて観に来てくださって本当にありがとうございます。

ふるやみか個展 people+コレクション展
+SPACE gallery @space_gallery.jp
和歌山県白浜町堅田2399-81
2024.6.6(木)~12(水)
12:00〜18:00 入場無料

ふるやみか個展 people
Gallery&Cafe AQUA @gallerycafe_aqua
和歌山県和歌山市満屋186-7
2024.6.14(金)〜23(日)
10:00〜17:00 月曜定休日

およそ一ヶ月間、展示の準備から展示、搬出、翌日搬入‥となかなか経験したことがないスケジュールで大変ではありましたが、関わって下さった皆さんのフォローもあり無事終えることができました。
なによりたくさんの新しい出会いがあり、応援してくださる熱量も感じ、これからの活動に力が入る出来事もたくさんありました。
FMTANABEのラジオにも出演し初ラジオを経験できたのも楽しかったです😀

新しいことに挑戦するのは難しいことばっかりです。トライ&エラーが起きるのは当たり前のことでいつも調子が良いことばかりではありません。
その中でどの部分を改善していくか。ハードな面だけじゃなく、ソフトなマインドもどう変えていくか。これからアーティストをやり続けていく上で大事なバランスだと思っています。

具体的に一つ書くと、私は大阪で展示する機会が多く他府県はなかなか展示していなかったので、急に大阪の人が和歌山で個展をやります!というのは集客的に少々難しい話なんやなと身を沁みて感じました。
逆に言うといつも展示して観に来てくださる方ではない客層が多く、子供〜ご高齢の方まで私の作品をしっかり観てくださるんだという自信はつきました。(感謝です!)

新作polygon seriesの反応も良かったので嬉しかった

振り返って考えると"ふるやみか"という人がどういう人なのか、展示前の告知の段階から展示は始まっていて、どういう人なのか、どういう展示なのかという大事な部分の告知が足りなかったなと思います。
それは当たり前のことで、全然知らない作家さんの展示はよほど事前に作品など知ってないと観に行こう!ってならないですよね。私だってそうです。
今回の経験は次また知らない土地に展示することがあった場合に活かそう!とポジティブに思っています。

私は今回、白浜と和歌山市の2拠点展示というお話をいただき、自分の初個展「people」という展示名を今回の展示でも使って、SOTAIというモチーフがそれぞれの地域で暮らしている人たちに寄り添えるような展示にと思い展示構成を考えていきました。

和歌山はとても広いです。
それぞれの地域ごとにその土地で暮らす人たちの考えがあり、それをまるっと一緒に和歌山では〜とはくくれない広さがあります。(広さの問題ではないかもしれません)

全国各地で「people展」できればいいな〜と少々軽く思っていましたが、その拠点にさせていただく場所ごとによって、その地域で暮らしている人々がいて、文化があります。
(ちなみに私が育った地域ではアートを観る文化は全くありません。私も成人するまでアートを積極的に観ることはなかったです。)

そんな地域でもアートを求めている人はたくさんいると思っています。各地域の文化的背景は根強いものがあると思いますが、その地域でアートを広めよう、文化を広めようという動きは大切ですし作品を通しなんらかの力になりたいなと思っています。

まず私はまだまだ良い作品を作っていかねばならないので作っていきます。
その前に腰!腰痛を緩和させて体力をつけていきます‥!

最後にお知らせになりますが、8月3日4日はindependent Tokyoに出展します。9月4日〜15日はGallery&Cafe AQUAさんで企画展ROOM+に、9月12日〜17日はigu_m_artさんで企画展zigazouに参加します。
こちらもまたよろしくお願いします!

旅するI am in 千畳敷