元祖平壌冷麺屋note(210)
お盆の時期は、冷麺屋が繁忙期でもあるため、毎年、定休日も休まずに2週間、働き続けるというハードなトライアスロン期間に入るのだけど、この度は地球規模での営業妨害をぶつけてきた大型台風の影響のため、15日が臨時休業となった。
おおきに。
肉体的限界(HP)は、休みの日に惰眠を貪ることで回復することができた。ベホマ。
精神的限界(MP)は、サマータイム営業をしているWEGで、少しずつ本を買うことで充足することができた。キアリク。
安西水丸「青の時代」、カフカ「失踪者」、プルースト「失われた時を求めて1
〜3」、小川哲「ゲームの王国(上・下)」。
これで猛暑を乗り越えることが出来るだろう。サマータイムブルース。
孤独のグルメ(観たことないけど)を気取っていたら、先客の方がいて、お互いに言葉を交わすうちに、すでに冷麺屋には来たことがあり、SNSでは繋がっていたことを知った。
水道筋の端で、夜の図書室を営んでいるmochi booksの店主さんだった。近所旅行としてゲストハウスMAYAに宿泊中らしく、来週、同じことを家族ですることを話したら、楽しそうに微笑んでいた。
電車の中では、自由港書店の店主さんにそっくりな人が座っていて、ご本人だった。隣り合って近況報告などをし合う。
半年前には、自由港書店で「台湾文学と韓国文学を読みたいと考えているんです」という言葉に応じて、オススメ本を紹介してもらった。
チョン・セラン「フィフティ・ピープル」。
あっ。MAYAの読書会で取り上げられていた「ピンポン」も読まなきゃ。
読みたい本に囲まれた生活は、ハッピーだと感じる。
今朝、娘とドニエでモーニングしていて、「三体Ⅲ(上)」を取り出したら、
「えっ、ここからここまでは読んでて、そのあとがこれから読む部分?」
と聞かれた。「すごい、何日もかかりそう」
実は、再読だから一度は読み終わっているんだよね。でも、面白いからまた読み直しているんだ、と話したのだった。
娘は昨夜、妻と泊まったスヌーピーホテルから連れ帰って来たスヌーピーを抱えていた。
スヌーピーの漫画を翻訳した人は、Kちゃん(娘)も知っているよ。スイミーを日本語に訳した人。
ああ!もう脱げないのヨシタケシンスケだね!
うーん、違うけど、半分あたり!
谷川俊太郎とヨシタケシンスケは、コロナ渦で、コラボして、子どもたちにエールを送ったんだよね。
今度、ドニエでミックスジュースを注文して、この詩を一緒に読もうと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?