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元祖平壌冷麺屋note(101)

運動の秋。Apple musicの「ゲットアップ!ミックス」にお任せし、ジミヘンやレッチリをBGMに朝ラン。

食欲の秋。朝ランの終着駅で買った、まやむすびのこんぶむすびを食べる。

音楽の秋。シャワーを浴びた後に、ギターの弾き語りを録画してみた。自撮り。ひと月前から練習しているブラックバード。

セルフチェックのためだけど、改めて自分で自分を見ると(聴くと)、かなり気恥ずかしい。ということを、「いつもの三人会」の親友に話したら、是非動画を見せて欲しいということになり、共有した。

二人のギター動画も共有して、ささやかな品評会に。ギター歴は、二人が格段に上だから助言を求めると、演奏と歌を手放しで絶賛してくれた。褒められたら調子に乗るタイプなので、明日からまた練習を頑張ろう。

読書の秋。冷麺屋では、練る、読む。秋になると冷麺屋が繁忙期から閑散期へと移行するので、スキマ時間に本が読めるようになるという、ただそれだけのこと。

夢枕獏「白鯨」読了。ジョン万次郎が、14歳のときに漂流してアメリカの捕鯨船に助けられた日にちと、「白鯨」の作者ハーマン・メルヴィルが、捕鯨船に乗ってアメリカから出港した日にちは、ほぼ同じだという。

さらに、「白鯨」の主人公エイハブ船長のピークオッド号も、ほぼ同じ頃に、アメリカのナンタケットを出ている。

もしも、万次郎を助けたのが、ピークオッド号だったとしたら? この設定だけで、ご飯三杯はいけそう。

ちょうど図書館長が冷麺を食べにいらしたので、後ほど読み終えた本を返しに行きます、と伝えた。返して、借りる。

李琴峰のエッセイ「透明な膜を隔てながら」を読み始める。台湾の人が日本に来て、日本語を勉強して、芥川賞を獲ってしまうことが快挙だけど、母語と非母語の邂逅が、新しい日本語(スタイル)を生み出していて、その異化効果を味わう。

先週、唐揚げ屋でKさんと知り合い、あえて本名を聞かず、今度、店主さんに教えてもらいます。と話していた、Kさんの名前の答え合せを通りがかりにしたら、今読んでいる本の作者の名前の一部と同じだった。偶然の秋。

秋の虫が部屋に迷い込んできたので、そっと外に帰した。という会話を娘とした。

おやすみなさい。ルルル、リリリー。






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