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夢のある暮らし

今日は、まだま村の厨房のカウンターの上に両肘をついてぼんやりしています。
人生の最終段階まで来て、今まで正しいと思ってきたことがもしかしたら間違っていたのかもしれないというもどかしさ、何かをつかもうと思ってもつかめない不安定さ、今まで味わったことがない感情が、まだま村に来ると襲いかかってきます。20何年もカフェをずっとやり続けてこれたのは、まだま村のお客さんやスタッフの人たちに支えられて来たからなんだなあと思っています。

「お母さんは何をしている時が一番好き?たとえば、陶芸やったり、園芸したり、健康体操したりいろいろあるでしょう?」
時々娘に言われます。
今までのステージから次のステージに移る時、私はいつも優柔不断になります。時が止まったみたいに、先が見えなくなってしまうのです。
「やっぱり今までの延長線上でお料理やってるのが一番楽しいかなー」
「今世界は混沌としていて食糧難になるかもしれないわよ。」
「でも、人間は食べていかなくちゃいけない。何か食に関してみんなと共有できるものはないかなー」

先日、山寺で新鮮野菜を使って精進料理を作っている女性のご住職さんと副住職さんたちの録画を観せてもらいました。農家の人たちや知り合いの方たちに頂いた旬の野菜を、創造性ゆたかに調理され、見事な色彩で盛り付けされているのを見て、料理は真心だなと思いました。そして素材を提供してくださった方たちにそれをふるまわれ、みんな美味しい美味しいといって食べておられました。

そうだ、まだま村の土間の壁ぎわに奥戸さんを置いて、興味のある方に集まってもらって、みんなでごはんを炊いたらどうかしら?栗ご飯とかおこわとかいろいろ、そして旬のものを自分たちの創造力を使って調理する、いろりを囲んでみんなで調理したものを食べながら縄文人の気分を味う、、、、

これからはハイテクの時代と言われているけど、逆にふりだしに戻って古代人のような生活もいいかなあ、と思ったりしています。

毎月2回まだま村で縄文ママの愛情ランチを開催しています。
営業時間は12:00から14:00まで。
スケジュールは下記からチェックしてください。

ランチにはドリンクとケーキもついています。
費用お一人様3000円
https://madamamura123.com/eventschedule/



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