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愛の手かざし

先日19日の土曜日は、夫の主催する「梅干し結びの会』がありました。
毎月第3土曜日11時から15時まで、夫の友人知人が集まって、梅干し弁当を食べながらそれぞれの想いを語り合う会で、食事は私が担当しました。

40代から96歳までの男性女性の方々が10名ちょっとお集まりくださいました。

季節に採れたものをメインにからだに優しい食事を心がけながら、手作りの
木箱の弁当箱に白いご飯を盛り、その真ん中に夫の漬けた大粒の真っ赤な梅干しをどーんと入れました。
仕込みに3日間、少しずつ準備し、一品づつ真心を込めて作ったので、
「とても美味しい、真心が伝わってきました。」
とみなさんに喜んでいただいてとても嬉しかったです。

和気あいあいと話がはずむ中、まだまホールの中から突然、
「ウオーッ」
という大きな声が聞こえてきました。
キッチンにいた私は、思わず一目散にまだまホールの階段を飛び降りて、声の方に駆け寄りました。
「どうしたん?」
わたしは手伝いに来てくれた娘のナオに尋ねました。
「おじいさんが椅子から落ちて大変なの。」
娘は、タオルに氷を入れて96歳のSさんのもとへ駆け寄っていくとこでした。Sさんは体の向きを変えようとしてバランスをくずし、頭から真っ逆さまにドーンと落ちたのでした。
「大丈夫ですか?」
私が声をかけると、とても痛いはずなのに、
仰向けの体をゆっくり起こし、にこにこしながらまたもとの椅子に座られました。土で出来た床なので安定が悪かったんだなーと反省しました。
Sさんは何事も無かったかのように立ち上がり、自分の生い立ち、戦後から最近までの出来事、そして今の世界の状況について、とうとうとお話しされました。
「コロナは神様からのメッセージで、みんなそれぞれが自分を見つめ直すチャンスですよ。」
とおしゃっていました。
Sさんが帰られたあと夫が、同行した長女の方に電話したところ、
「父は、あの後、別の会合に出向き、そこのホテルに一泊し、元気で帰って来ました。」
ということでした。

後日談として、Sさんの隣りに座っておられた女性のKさんが、あの時、Sさんの頭の上からずっと手をかざして、エネルギーを送っておられたそうです。そのおかげで、Sさんが帰宅されてから娘さんが同行して病院で精密検査してもらったところ、どこも悪く無かったということでした。
Kさんの、愛の手かざしのおかげだったと喜んでおられました。私もずっと気にしてましたけど本当によかったなと思いました。

まだま村にいらしゃったSさんは、どこかの高僧のような風貌で、何のとらわれもなく、ひょうひょうとしておられました。もちろんみかけも軽いボデイをしておられて、まだま村の出入り口のハードな階段をひょいひょいと自力で駆け上がっておられました。


営業時間は12:00から14:00まで。
スケジュールは下記からチェックしてください。

ランチにはドリンクとケーキもついています。
費用お一人様3000円
https://madamamura123.com/eventschedule/


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