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組織と人~管理型組織 自衛隊編~

みなさんこんにちは!
今日はヘッドハンターのちょっとした一面をお見せできればとnoteに寄稿してみました。
担当は、私コンサルタントの西田です。
http://www.jomon.co.jp/consultant/nishida/

では、早速!
スタバを持つ手もかじかまず、銀杏並木も美しく残る奇跡の暖冬の朝☀
武蔵野大学アントレプレナー学部(武蔵野EMC※)篠田真紀子ゼミに潜入して参りました。
※Entrepreneurship Musashino Campus
HP: https://www.musashino-u.ac.jp/academics/faculty/entrepreneurship/

武蔵野大学正門

篠田ゼミに単に潜入するだけではなく、ゲスト講義もさせて頂くという光栄な機会を頂戴いたしました。
テーマは「組織と人」
・組織の形態そのものに良し悪しがあるのではなく、組織は目的に合った形があるということを知る。
・組織が上手くいかない時、直ぐに自分のせいや他人のせいにしがちだが、実は構造や仕組みに起因する事も少なくない事を知る。
を皆さんと議論致しました。

私、元幹部自衛官ということもあり、戦いに勝つチーム作りや、勝てるリーダーの条件といったテーマでお話しすることはあれど、「組織」についてじっくりと分解するのは初めて。

変化の激しいこの時代においてなおも存在する「管理型組織」。
その代表である自衛隊はどのような目的のため組織構造が成り立っているのか。これをお伝えしてきました。

講義は、自衛隊の組織の紹介を通じ、マッキンゼー7Sフレームワークを使って航空自衛隊の事業戦略を考えるという大変ユニークな内容です。

私のキャリアの変遷

ほんの少しだけ講義内容をご紹介しますと
・自衛隊が管理型組織である理由
  国を守るという防衛の任務に沿った明確な指揮系統と権限
・がっちがっちの組織の上に成り立つ自律型組織とは
 「秒」で判断せざるを得ない空域での判断は個人に権限を付与
・自衛隊における組織と人の関係
 企業でも「窮地」の側面はあるはず、これを救うのはリーダーとメンバーの日頃からの関係、さてどう構築しているか
・テクノロジーの変化にともなう組織の変化
です。

この内容を学生の皆さんが7Sで切り込み、空自の事業戦略を発表してくださったのは、流石~!。
議論のレベルが高く、いやはや参りました。というのが感想でございます。

7Sを使って航空自衛隊の戦略を考える

重たいものを持ち上げるには、必要な人数がいればいいのですが、アイデアは5人でシェアすると5倍以上の効果になります。
組織というガジェットは集まった数以上の力を発揮できる可能性を秘めており、逆に集約するだけで相乗効果がないのであればそれは見直すのが、人と組織の関係性なのではないのでしょうか。

人と組織は密接

講義の最後は、我々縄文アソシエイツが日頃お付き合いする企業人のマインドやキャリア観についてお伝え。
今後のなにか参考になればと熱くお伝えし、本日の私のミッションコンプリートです。

「賢者のキャリア志向」と題してメッセージを

未来の日本を背負う学生さん。
眼差しがキラキラで、熱量があって、無敵の存在。
大変拙い内容ではございましたが、何かお役に立てるきっかけとなれば嬉しいなっと正門を後にいたしました。

迷彩Tシャツで登場くださった篠田教授と私(西田)

さて、皆さんの組織と人、どのような関係性でしょうか。

理念ある企業と志あるエグゼクティブとの価値ある出会いの懸け橋となるべく、今日も、縄文アソシエイツの仲間は、皆様のところにお邪魔します。
http://www.jomon.co.jp/

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