不安 エッセイ

 自分は損な役割をしてきたのかな、とふと思う。この憂いは、少し疲れる。
 恋愛もろくにうまくいかず、自分はいつも孤独の中で生きていた気がする。
 わたしは別に、何を求めているのかも分からなくなってきて、次第に自分自身を偽っているように感じる。
 これはきっと疲れなのだろう。

 文学、哲学をやっているときは、少し落ち着く。
 勝負事をやっているときは、なんで勝てないんだろう、と自分が嫌になる。
 いずれにせよ、わたしは何らかの不安を感じている。

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