澤口諒允

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澤口諒允

youtube「りょういん文学哲学チャンネル」 在野研究者、哲学。おもに近代。現代。アマチュア作家。小説、詩、エッセイスト。論理学、現象学、倫理学を主に研究しています。読書家。 将棋が得意で日本一を取ったことがあります。

最近の記事

必用なのは、努力でもなんでもなく、遊びだ

現代人は何かと、追われている。 遊びを忘れていないか? 遊んでいいのだ。もっと開放していいのだ。 勉強、仕事、それだけが人生じゃない。 知性的な生き物はみんな遊ぶ。 遊びによって、解放する。 なんでもいい。とにかく、遊ぶこと。 これはわたし自身にも言いたい。

    • アガンベンの哲学 神学的

      イタリアのアガンベンはとても神学的に文章を綴る。 代表はホモサケル(聖なる人間)がある。 王国と栄光、もボリュームがあり、読んでいて、とてもキリスト教に対する姿勢が見える。

      • 専門分野以外のものに触れる機会を持つ

        わたしはおもに、哲学の研究をしているが、たまに他の学問に触れる。 例えば、物理学、経済学、といったものだ。 歴史に触れるのもいい。 すると専門分野以外のものの見地も深まる。 そうすると、多角的なアプローチで、物事を捉えることができる。 いろいろなものに触れてみるといいかもしれない。 これは持論である。

        • 中国SF作家 劉

          劉作家の小説は非常に読みやすく面白い。 設定がユニークだ。わたしが今日読んだのは「白亜紀住事」 蟻と恐竜が喋り、色々な出来事が起き、戦争や、思想までもが出てくる。 正直に面白い。そして描写が分かりやすく、えー、ってなる。 おすすめ。

        必用なのは、努力でもなんでもなく、遊びだ

          リチャード・ドーキンス 神は妄想である

          ドーキンスを読んだ。 神の実在否定に、いろいろな見地から、語り掛ける、とても面白い書物であった。 神はいるかいないか、パスカルのように、神にかけてもいいし、ドーキンスのように、神はいない、というのも、どちらも面白いだろう。 かなり知的な内容でよかった。 ぜひ。

          リチャード・ドーキンス 神は妄想である

          永井荷風。硬派な作家

          永井荷風の文章が好きだ。 何も幻想的でもない、読んでいて、日常を感じる文章である。 荷風の小説には、俗世の艶やかさがある。 わたしの好きな作家の一人だ。

          永井荷風。硬派な作家

          投資家として。最近読んだ本

          投資家の側面もある。 まだ利益は50%ほどだが。 まずバフェットの本は良かった。 まあ入門書、だ。 ウルフオブストリート。 負けない投資術。これはかなり専門的。

          投資家として。最近読んだ本

          読書家が少なくなっていることについての驚き

          読書をする人が少ないらしい。 大学生では、過半数以上が読書をしない、という現代の事実。 わたしは正直びっくりした。読書から得られる情報はとても素晴らしいのに、読んでいない、という事実。 もっと手当たり次第に読むといい。人生が少しでも変わる。 知識も資産である。

          読書家が少なくなっていることについての驚き

          マラルメ、というフランス詩人の怪物。

          ステファヌ・マラルメは、文学至上主義、を唱えた詩人だ。 マラルメの詩はぜひよんでほしい。 マラルメはまた、火曜会というサロンを開いていた。

          マラルメ、というフランス詩人の怪物。

          新聞に載せた記事について。遊びも必要

          この前、岩手日報にまた掲載された。 だいたい10回ぐらい掲載されている。 大人になると、みんな生真面目になる。 仕事、家事、など、遊ばなくなる人もいるのではないか。 大人だからこそ遊ぼう。 仕事が全てじゃないよ。

          新聞に載せた記事について。遊びも必要

          雨 詩

          とどかない とどかない とどかない 雨 雨 雨 好きだろう 雨 現代のテロル 現れたイデオロギー むかしながらの歌 廃れた町 そこで煙草を落としていく 惨めな虫たち 彼らも生きている 生きる 生きる 生きる そして 何かをあきらめる

          人生に何の意味を見出して生きるか エッセイ

          わたしたちは時折考える。 生きていて意味があるのか? と。 そして、どうせ未来に滅びる人類の一人で、「どんな使命が自分の中にあるのか」と そういって、活動した、ガンジーや、アインシュタインがいる。 平和活動、人類の保存に、ビルゲイツも必死で考えている。 だが、別に特別な存在だと分からなくてもいいのだ。 どうせ、死ぬ。そこで、楽観的に生きるのと、悲観的に生きるのでは意味が違う。 なんの意義を見出して生きるかは、個々の自由である。 遊び、人間はとても知性的で、遊びを発見してい

          人生に何の意味を見出して生きるか エッセイ

          アランバディウ。存在と出来事

          バディウ、「存在と出来事」を読んだ。 高い、、、8000円ほどだ。 だが、バディウは本書で数字による哲学の確立を目指した。 この試みは非常に面白いので、バディウが気になっている人は読んでほしい。 だが、高い

          アランバディウ。存在と出来事

          他人と比較しない、という立ち位置

          他人と比較するときりがない。上には上がいるし、また下には下がいる。 何でもかんでも一番病。これはよくない。 大会で優勝できる人は、一人だけだし、それ以外は負けているのだ。 だから、どこに自分を置くかは、自分が判断すればいい。 ニーチェでいえば、超人思想である。 自分自身の価値をつくりあげ、見いだす。そこには本物の価値があるし、誰にも奪われない。 投資もそうだ。お金の投資はもちろん大事だが、自分自身への投資も大事だ。経験だったり、教養、知識を身に着ける投資。誰にも奪われな

          他人と比較しない、という立ち位置

          鈴木信太郎 フランス文学者の神的存在

          鈴木信太郎をご存じだろうか。 東京大学教授を務め、フランス文学、主に、詩人翻訳として有名だ。 難解な詩人も翻訳している。 ぜひ読んでほしい。日本語が美しいのだ。 ヴァレリー。知識の巨人。 ボードレール。素晴らしい翻訳

          鈴木信太郎 フランス文学者の神的存在

          柄谷行人 初期思想

          柄谷行人はこの間、哲学のノーベル賞と言われるバーグルエン哲学・文学賞を受賞した人物だ。 柄谷の文章は初めて読んだが、思想と思想の争いについての知見だったり非常に読んでいて面白かった。 柄谷先生の本をこれから読んでいきたいと思っている。

          柄谷行人 初期思想