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男性不妊(乏精子症)から、妻43歳、夫54歳で妊娠した治療記録

はじめに


はじめまして。のーと申します。わたしは1年数ヶ月の不妊治療を経た現在、43歳で臨月に突入しています。つわりは全くなく、検診やNIPT・中期胎児ドックでも問題がなく、今のところ順調な経過をたどっています。無事に赤ちゃんが産まれるかの結果がわかるのはまだ少し先という状況です。

不妊治療スタート時の夫と私のスペック
夫 精索静脈瘤ありで中度男性不妊 座ることが多い仕事 喫煙者
  精索静脈瘤の手術もTESEもしたくない53歳

妻 検査問題なしの42歳

精子が少なすぎて顕微受精一択
という状況からのスタートでした。

今回わたしのnoteを手にとってくださった方は、「先の見えない長いトンネル」と言われる不妊治療を頑張っていらっしゃる最中の方が大半なのではと思います。

病院の先生に「精子がね、見当たらないの」と言われたことから始まった、自分の人生に全く関係が無いと思っていた不妊治療。

わたしたち夫婦が経験したことが少しでもみなさんの参考になれば幸いです。

本格的な治療を始める前のお話

先生からの衝撃の一言で、思ってもなかった人生を歩み始めた

女医さんに「精子がね、見当たらないの」と言われた時、衝撃ですぐには理解できず頭が真っ白になってしまいました。「まさか、そんなことがあるのか?」という信じられない思いで頭の中がいっぱい。病院からの帰り道は上の空。とにかくこれは現実ではない、何かの間違いと思おうとしていたと思います。

そもそもこの家の近所の婦人科には、不妊の相談で行ったのではありませんでした。今まで感じたことのないような胸の張りを感じて怖くなったことがきっかけです。

マンモグラフィやエコーを経て何も問題が無かったので安堵していたところ、ついでにというくらいの軽い気持ちで最近妊活をしているけれども赤ちゃんができないという悩みを打ち明けたのです。41歳の秋のことでした。

(以下有料になりますが、卵のグレードや採卵回数なども記載しています。
また、返金可能にしております。)

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