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亭主元気で在宅がいい

初めての妊娠・出産・育児の時期に夫が在宅ワークでめちゃくちゃ助かった話をしたいと思います。

(育休までは難しくても、低月齢のうちはせめて在宅にしてあげてくれませんか、いろんな会社の偉い人たちお願いします。。)


つわりで心折れかけた妊娠期

わたしは初期のつわりが酷く、寝ても覚めても船酔いのような強い吐き気に襲われ、約2か月間はほぼベッドの上で胃液を垂れ流しながら過ごしていました。入院寸前までいったのですが、コロナ禍ということもあり、家で安静にできるならそちらの方が安心という判断になりました。

カステラ・マックポテト・ガリガリ君・梨・おいなりさん、など毎日食べられそうなものが変わり、家事はおろか自分がお風呂に入るのもギリギリな状態。在宅ワークの夫が、毎日食べ物の調達や家事をしてくれてとても助かりました。心配して様子を見にきてくれたり、声をかけてくれたのも心強かったです。

そして、苦しむわたしの姿を目の当たりにすることで、「女性はこんなに大変な思いをして産んでくれるのか…」ということを実感してくれたようで、それも今思うと良かったことの一つだなと思っています。

リモート立ち会い出産

コロナ禍で面会や立ち会いができないことは覚悟していましたが、リモート立ち会いというかたちで、息子が産まれる瞬間を共有することができました。
初産だったこともあり、破水があってからも時間がかかったのですが、夫が在宅で、仕事をしながらテレビ電話を繋いでいてくれたおかげで不安もやわらぎ、リラックスしてお産に臨むことができました。

わたしは里帰り出産だったのですが、そうでない妊婦さんは特に臨月に一人で過ごす不安があると思います。いつ陣痛や破水があるかわからず、大量出血などのトラブルが起こる可能性もあります。旦那さんが家にいてくれたら安心ですよね。。(会社の偉い人たちお願いします。。パート2)

メリットてんこ盛りの夫在宅育児

一人じゃない安心感

初めての育児は、「これで良いのかな?」という無限の問いと向き合う日々。もちろん夫に聞いたところで正しい答えが返ってくるわけでもないのですが、とにかく一緒に調べたり考えたりしてくれる人がいるだけで半端なく心強いんです。
また、仕事の合間にちょこちょこ顔を出して息子と触れ合う時間が、夫にとっても良い気分転換になっていたようです。そのタイミングでわたしはトイレに行ったり洗い物をすませたり、このちょっとした時間がとてもありがたかったです。

話し相手がいる喜び

言葉が話せない赤ちゃんと過ごす一日は長い。特に低月齢のうちは言葉以外の反応(笑ったり指さしたり)もほとんどないので、とにかくコミュニケーションが一方通行なんです。そこに自分以外の大人がいて、話ができるだけですごく救われるんです。
特にわたしは里帰りで生後1か月までは宇都宮の実家にいたので、東京に戻ってからの生活に不安がありました。そのときに夫が在宅でいてくれて本当に良かったと思います。何も解決しなくても良い、ただ聞いてくれるだけで良いんです。。

パパ見知りしない

単純に一緒に過ごす時間が長いので、パパ見知りが全くなかったのも良かった点の一つです。むしろ今ではパパっ子で、お出かけのときは「パパの抱っこじゃなきゃイヤッ!」なので、ママはかなり助かっています(笑)

夫の育児スペックが高くなる

普段から息子のごはん・歯磨き・お風呂・寝かしつけなどを対応してくれているので、わたしが指示しないとできないようなことはほぼありません。(むしろわたしが聞くこともある)
ひととおり息子のお世話に慣れていることで、休日など夫に預けて出かけやすいのも助かっています。

おわりに

出会った頃の夫は、平均22時帰りで休日も接待ゴルフなどがあるフル出勤の営業マンでした。将来子どもができたらワンオペ不可避だな~と覚悟して結婚したのですが、内勤の部署に移ったことやコロナの影響もあり、まさかの在宅ワークに。こんなに一緒に育児ができるなんて、思ってもいませんでした。

息子は現在1歳半。これまで大変なこともありましたが、孤独で不安だった思い出にはなっていません。
仕事が忙しくても、息子をお風呂に入れるために一度出てきて、息子が寝たあと書斎に戻り夜遅くまで仕事をしている夫。感謝とリスペクトの気持ちでいっぱいです。喜びも大変さも分かち合えることで、夫婦としての絆がぎゅっと深まった1年半でした。


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