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イラストレーターとは
私は一時期、「イラストレーター」にこだわり、「イラストレーター」に必死になる事を努力した時代があります。
『日曜美術館』(NHK)では、初代、イラストレーターの「宇野亜喜良」の特集でした。
(私は毎週、『日曜美術館』を見ています。)
「宇野亜喜良」の描くイラストは、笑わない少女を描く事で有名です。
今、90歳で現役のイラストレーターです。
多分見たことがあると思います。
色んな広告媒体で、活躍している方です。
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若い頃、「寺山修司」と組んで、芝居のポスターや、舞台背景画などを描いて有名になります。
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画家の「横尾忠則」と会社も立ち上げ、イラストレーターの認知度を上げた人でもあります。
60年代末からのヒッピー文化にも相まって、サイケデリックなファッションも流行り、「宇野亜喜良」のイラストは、知られる様になっていきました。
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また、同世代を代表するイラストレーター、グラフィックデザイナーの横尾忠則、和田誠、山口はるみ、灘本唯人などと共に東京イラストレーターズ・クラブを設立したりもしました。
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パルコのポスターで有名でした
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この番組の中で、「宇野亜喜良」と、「横尾忠則」の対談がありました。
「横尾忠則」は、途中で、イラストレーターを辞めて画家になります。
イラストレーターと画家、何が違うのか。
二人の会話で、解ったのは「イラストレーター」というのは注文を受け、その注文に応える絵を描く仕事をする人で、「画家」というのは
自分の描きたいもの、誰の注文も受けないで好きなものを描く仕事だという事でした。
「横尾忠則」は、自由が欲しかった。
対する「宇野亜喜良」は、注文を受けて、それに応える事が嬉しかったから、「イラストレーター」を続けていると言っていました。
凄いなーと思います。
90歳になっても、仕事を請け負う事が楽しいと思えるなんて!
偉そうですが、私も一度は「イラストレーター」でしたから、解った気がしました。
私などは成り立てで、文句も言えない下っ端でしたが、
「誰とかのこんな感じの絵を描いて!」
という注文には、嫌な思いをしたものです。
だって、誰とかの絵をパクれと言っているのですから。
それがトラウマになったのか、絵が描けなくなりました。
まー、実力が伴っていなかったので、「イラストレーター」は、向いていなかったのですが
、、、笑
今回の『日曜美術館』はとても勉強になりました。
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