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赤い果実

お隣の方から
庭になっている『ピタンガ』という
アセロラに似た果実を頂いた。

アセロラより栄養価も高く
甘くてとても美味しい。
私も主人も大好きな果物だ。

頂いたピタンガもそうだが
何より『私達へ』と
持ってきてくれたその気持ちが
とても嬉しかった。

あれだけの果実を
手で1つひとつ丁寧に摘んで
一体、どれだけの時間と
どれだけの汗を流したのだろう。


そこには
『喜んでもらいたい』という
気持ちが溢れている。

無償の愛だ。


ただ単に
『もったいないから』だけでは
あの労働力は、出せない。
 

人と人のとの繋がりは
『喜んでもらいたい』という
気持ちから生まれ

小さな日常の小さな行いが
積み重なって出来ていくのだろう

ご近所付き合いが面倒な時もあるけど
互いに喜んでもらいたい気持ちがあればうまくいくのかな?

赤い果実を頬張りながら
甘えた自分の気持も一緒に
飲み込んだ。

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