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ep46 村境ルート探索#7 (北山川を越える村境 その②)
前回記事はこちら⇨ep45村境ルート探索
初めに、今回進んだルートにメモ書きした物を作ってみました。日帰りで楽しめるルートです。全体図に続いて3分割で拡大しています。
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百夜月を後にし、本来の目的であった村境探索を続けます。元来た村境尾根道に戻るのは、地図をチェックして紅梅寺跡の裏にある杉山を登りました。根が張って地面がしっかりしていたので、斜度はあるものの登りやすい場所でした。
村境に復帰して戻りの道は少々登り基調となります。山道とは行きと帰りでは風景が変わるものです。行きに通った巨岩群は帰り道に見ると十津川側が切り立っていて、身を隠せる様な洞穴も見られました。
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往復約5キロ程で車から歩いて来た道と村境の合流点に戻りました。ここから更に村境上の尾根道を進んで行きます。
ここまでほとんどブッシュなども無く、比較的快適なルートでしたが、合流点から少し進んだ場所から急にシダ植物の薮に出くわします。村境を跨いで十津川村側は切り立っており、紀和町側はかつて植林が盛んだったのでしょう、比較的若い杉山が広がり地図上では作業道が入り組んでいました。
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この辺りは温暖な低山が広がり、シダ植物が栄えやすい場所の様です。進めど進めど、薮は深く、周辺一帯がシダ類が繁茂しており、足が止まります。先程の百夜月へ向かう道とは雰囲気が180度変わってしまいました。
ある程度進むと後に戻る気力が失せてしまいます。そんな中、獣道は藪が薄くなっているので、それを頼りながら進みました。
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やっとの思いで北山川を越えて来た村境のポイントに到着しました。目印になる様なものは何も無く、テレビコマーシャルで見覚えのある、ペンギンのマスコットがプリントされたサントリー缶ビールが転がっていました。
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今回のルートは十津川村一周するコースに含める事は出来ませんが、前回記事でも書き込んだ様に『村境マニア』には堪らないコースです。事実上陸路で辿り着けない百夜月へのアプローチも可能な魅力的なルートだと思います。気になる方は是非訪れてみてはいかがでしょうか?
◯メンバー ジュンテンさん YTTケンちゃん
◯動画はこちら⇨MURAZAKAIトレイル探索その⑦
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