12月に読みたい学級経営「♯1.3学期の過ごし方で成長スピードは変わる」
12月も残り半分,夏休み明けから走り続けた2学期の終わりも,もう目の前です。残すは最後の砦である「個人懇談・通知表」のみ‼️
学級ではどうでしょうか⁉️
学級経営のゴールは2学期の終わりです。3学期はウイニングランであり,エキシビジョンマッチなのです。もちろん油断は禁物ですが😆
一気に加速することは難しくても,一気に崩れることは十分にあり得る😰
3学期に勝負をする必要はありません。抑えておくことは3つ。
1️⃣基本的に,石橋を叩きまくってわたる
→今の自分のクラスで積み上げてきたことを,ちゃんとやり続ける。
2️⃣担任自身がいい意味で力を抜いて楽しむ
→ギラギラするんじゃなくて,ほのぼのするように切り替える。
3️⃣絶対に立つ鳥跡を濁さず
→子どものトラブルや保護者とのいざこざを,来年度に持ち越させない。
3学期はこれらをしっかりと意識して,1日1日を丁寧に大切に過ごしましょう😊そして,この記事ではこの3つに加えて,もう一つ大切な観点についてお話しします。これが本題です👍
3学期のエキシビジョンマッチを甘く見るな‼️
えっ⁉️ギラギラせずに,ほがらかにって言ってたやん😆
はい,きっちり説明します👍
学級経営のゴールは2学期末・・・
つまり,3学期はエキシビジョンでありながら来年度の準備期間でもある。今年の学級経営をしっかりと振り返りながら,来年度以降に向けてじっくりと準備ができる時期というわけです。
この時期に,深く考えずにウイニングランに酔いしれているか,次に向けて動き始めているかが,成長スピードの鍵です。
プロスポーツ選手で言うところの,オフシーズンですね。ただし,学級経営はしながらです。でも,授業をしたり子どもの関わっているからこそ試せることもいっぱいあります。
反省や課題を分類して整理する
今年の学年で行った授業実践など,来年度ではなくこの先のどこかで必要になってくるものは,教材やデータを確実に整理して保管を忘れずに!
春休みにそんな時間はありません。これは3学期にやっておくべきです。
特に,子どものノートやワークシートは返却したらもう見ることができなくなります。必要だと感じるものは写真を撮ってデータを保管しましょう。
合わせて教室のレイアウトや掲示物なども,写真を取って残しておくことをお勧めします。
また,自分が次年度以降に取り組んでみようかなと思っている実践などがあれば,3学期に試してみましょう。
学年や子どもが変わっても,実際に一度やってみたのとそうでないのでは雲泥の差が出ます。どんな小さいことでも構いません。
音読の仕方をいろいろ試してみる,学活でやったっことのないレクリエーションを試す,教室で新しい机のレイアウトを試す,給食のおかわりシステムを導入してみる・・など,あれこれと試してみましょう。
気になる先生の学級を見に行く
3学期はすでに学級が出来上がっています。学びたいなと思う先生の授業や学級の様子を率先して肌で感じに行きましょう。そこから得るものが必ずあるはずです‼️貴重な空き時間かもしれませんが,一言声をかけて教室を覗きに行ってみましょう。これは肌感覚ですが,学級経営が苦手な先生ほど自分の教室から出ようとしません。自分以外の教室の雰囲気を感じることは,絶対に必要な経験になるはずです。積極的に自分から足を運んで刺激を受けましょう。自分自身を卑下する必要なんてありません。苦手だから,もっと成長したいから学ぶんです。
持ち上がりっぽい時
担任の先生が来年も同じ学年を担当する,いわゆる「持ち上がり」の可能性がある場合の3学期は重要です。今のクラスで学年が上手くいっているからと言っても,来年度はどうなるかわかりません。また,自分が学年主任で持ち上がるのか,そうじゃないのかでもかなり違いがあります。
特に,若手の先生で後者の場合はよく考えておかなければなりません。
(持ち上がりに関しては,次回の記事で掲載予定なので,そちらで詳しく書きます👍)
🟧エンディング
なぜ,12月に3学期の事やその先のことなのか。それは,目の前だけでなく先を見据えて行動することが,結果的に自分の成長を高めてくれるからです。決して,今を蔑ろにして先のことを考えるのではありません。
今,この一瞬を大切にするために準備をし続けるんです。
そういう意味では,3学期の過ごし方がや考え方が,この先を大きく左右すると言っても過言ではありません。
そのマインドを2学期のうちに作っておくことが重要なのです‼️
とはいえ,2学期の終業式が終われば年末年始でひと段落ですね。
頭の中をリセットしてゆっくり過ごす時間も大切にしたものです。
・・とか言いながら,ずっと子どもたちのことを考えてしまうんですよね😆
それもめっちゃわかります💦笑
来年のことが気になって仕方ない😭
そんな方はぜひこちらの記事をお勧めします👍
前回の記事はこちら
<こちらは有料記事>
※こちらの有料記事では,子どもたちの主体性を引き出すお楽しみ会などのイベントデザインについて,具体的な方法を解説しています‼️
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