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中学受験に失敗した息子が東大に現役合格しました。①

受験シーズン真っ只中ですね。
ちょうど一年前、受験生だった息子が共通テストを受けたのも今頃。その後私立大学を受けることなく難関国立大の東京大学を受験、無事現役合格💮を果たしました。
息子は親から見れば本当に平凡な子で、いわゆる天才ではありません。きっとたくさん努力をしたのでしょうが、そうかといってあまりガリ勉タイプでもありませんでした。中学、高校と部活動を続け、学業もそれなりの成績でした。高校に入ってからは学校の勉強が忙しいといって塾にも行きませんでした。
私たちの住む地域はいわゆる地方の片田舎で、受験に関してはのんびり。みな小、中と地元の公立学校に進学し中学受験をする子はそれほど多くはいません。
ですから、小6の時息子が突然、「中学受験をしたい」と言いだしたのは寝耳に水でした。本人の希望で試験対策の塾にも通い始めました。
しかし言葉とは裏腹に勉強もせず遊んでばかり、当然試験は落ちました。今にして思えば、なぜ中学受験をしたいと思ったのか理由ははっきり分かりませんが、息子は自分の進路は全部自分の意思で決めていました。
中学受験にしろ東大を目指したにしろ、全ては自分自身で決めたことで、親が「こうしなさい」と押し付けたことや反対した事はありませんでした。
では、息子はなぜ失敗や成功も含め、自分で進路を決めることができたのでしょう?

自主性を尊重されたから?
放任主義で育ったから?
─── それもあるかもしれません。
しかし、
「私の信じるところでは、自分自身に対する教育を促す教育こそが、真の教育である」(スホムリンスキー)
私自身はこのことに成功したからだと思っています。

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