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神奈川近代文学館 井伏鱒二展 記念講座

皆様こんばんは。むつつきです。
読んでくださりありがとうございます!
私も井伏先生スキ!と言う方、是非スキを押して上げてください♪

今日は神奈川近代文学館へ井伏鱒二展とその井伏展記念講座「井伏鱒二-山椒魚の忍耐」に参加してきました!
こう言う文学講座に参加したのは久しぶりでした。
先生は『山椒魚の忍耐』著者の勝又浩先生でした!
以前この本読んだのですが、面白かったんですよね。

講座を聞いた感想としては、井伏先生への愛が溢れている講座でした。
最初は色々話しが飛ぶので、大丈夫か・・・?となったのですが、段々と面白くなって来ました。
井伏先生の作品には幽閉と漂流がある。
『幽閉』改め『山椒魚』は幽閉。つまり何処かに閉じこめられてどうしようもなくなった状態での諦めや悟り、怒り等揺れる心を書き。
『さざなみ軍記』では漂流。時代の流れに押されて居場所を失い漂い続ける。その中ので葛藤、諦め、揺れる心を書いている。
こうやって書いてみると幽閉されていようが漂流していようがやっぱり心は揺れるものですね。
『へんろう宿』を大プッシュされていました。
私も大好きです!!

そして展示もものすごく盛り沢山でした!
流石近年まで長生きした方。資料の量が半端ない。
展示場をぐるぐる回ってものすごく堪能しました。

憧れの志賀先生に初めて会う時にド緊張していたエピソード。

退院した太宰先生から井伏先生と佐藤先生が見捨てないのであればどんなに辛い状況でも堪えますとくそデカ感情を綴った手紙。

三好先生から井伏先生へ里見先生に作品を酷評されて、それは間違っていると書いてくれた手紙。

それと文豪で酒豪の番付表が展示されていたのですが、横綱が井伏先生で、特別賞?みたいなのに安吾先生と壇先生が並んでいた事に笑いました。
この番付表良いなーと思っていたのに、図録には未掲載でした。残念。
是非手ぬぐいでグッズ化して欲しいです。
買います!!

そんな感じで盛りだくさん。
目一杯楽しんだ神奈川近代文学館でした。
2023年11月26日までです!
みなさまも是非行って見てください!!

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