救いになる本
皆様こんばんわ。
突然ですが、皆様は読むと救われる本ってありますか?
私はあります。
なければこんなタイトルにしないだろうと言われそうですが兎に角あります。
その本は『羊と鋼の森』
本屋大賞もとってますし、映画化もされているので知っている人は多いのではないでしょうか。
主人公はピアノの調律師。まだ駆け出しで、理想の音と、ピアノの持ち主の考え方、自分の思い、どうあるべきか等で悩み、苦しみ、それでもコツコツと前に進んでいきます。
私は普段シューフィッターとして働いていますが「楽しく歩けるようになる事」を目指しています。
靴を買いに来る方は足に困っている人もいれば困っていない人もいるし、バリバリスポーツをしている方も居れば杖をついてて殆ど歩かない方もいらっしゃいます。おまけに足に困っていてもこの靴は嫌!等と言う時もあります。ファッション要素もあるのでかなり難しいですね。
靴を履く事でどう変化するのかも想像と違う事が良くあります。
更に言うと、靴の中でどんずまりになっていないと駄目な人。逆に締め付けられるのがすごく嫌な方。
同じサイズ感でも感じ方は様々。
新しいお客様に接する度にドキドキします。
ここら辺の答えがあるようでなくて、十人十色で考え、感覚が違って、と。雲を掴むような感じ。
まさに暗く深い森に踏み込んでしまっている感覚がものすごく似ている。
なので仕事に苦しさを感じる時には読んでは主人公に共感しています。
面白いので皆様も是非読んでみてください。
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