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027 タイミングとご縁とご近所付き合いと

六月の月曜日

いつも見るテレビを見終わった頃にAさんから電話がある

Aさんはリンゴ農家さんだ
今年から面積を広げたから、手伝ってくれない?……って

私の住まいはリンゴ畑のど真ん中
ご近所さんは皆、リンゴ農家さん

皇室への献上リンゴに毎年のように選ばれているD農家さんから、3度も手伝いのお話しを頂いていたけど、体調が優れないことや気もちがのらないこともあって、お断わりをしていたんです

最後のお話しを断ってから2年後の今日、Aさんから頂いた手伝いのお話し。

実は、まぁまぁ体調も整ってきたしで、今年の3月頃から仕事を探していたところでした。
でも、この年齢ではなかなか見つからず………

そんな時に頂いた、リンゴのお仕事

リンゴ畑のど真ん中(周囲がリンゴ畑ってコトね)に住んでいても、リンゴ畑の中に入ったことはないし、道端からじっくりと木を見たこともない
せいぜい、リンゴの花って綺麗だなぁ……って眺めるくらい

そんな私だけど
電話連絡を頂いて1時間後には、リンゴ畑に入っていた

思いがけずにいただいたこのお話し

Aさんが畑を拡張したタイミングと
私が仕事を探し始めたタイミングと

丁度あっていたから成り立った
嬉しいご縁

そう云えば
3度も声をかけてくれたD農家さんへ、お断りのきちんとした理由を言っていなかったな、ということに、今更ながら気付く
その時は
・私に務まるのか不安
という、漠然とした理由しか伝えていなかったんです

私が触ったリンゴの行く末(ちゃんと美しく成長してくれるのか等)も心配だけど
3度も声をかけてくれたD農家さんとの関係がどうなるのか……も
心配だな
難しいご近所付き合い

………でも、
気にしててもどうにもならず!だね
眼の前のことをチャンとやりましょ

……で、先日D農家さんとお話する機会があった。
狭いこの地、私がA農家さんの手つだいを始めたことは2日後には知れていた。
………ひと言「頑張ってね」……とだけ

私は私
私の生き方は私が決めて
私が責任を持たなくてはネ


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