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【コラム】子育てしながら働くのは難しい

こんにちは葵です。
昨日noteをはじめたばかりなのに、思ってた以上にたくさんの方に読んで頂けたようで、
とても嬉しいです。
引き続きどうぞよろしくお願いします。

さて今回は、#自分で選んでよかったこと  というお題に沿って書いて行きたいと思います。


自身の仕事遍歴とはすなわち、子育てと仕事と家事のバランス模索遍歴だといえます。
ここからは多少のフェイクを織り交ぜつつ、私の仕事遍歴を辿っていきたいと思います。

医療福祉職1本時代

子どもを妊娠し、重度の悪阻で退職するまではひたすらフルタイムで働いていました。
ではフルタイム時代は悪阻がないからバリバリ働けていたかというと、特にそんなことはなく、恥ずかしい話ですが定期的に体調を崩していました。クリスマス・イヴの夜に突如胃が痙攣して主人に夜間救急へ運んでもらって夜中に点滴を打ってもらったりと散々なクリスマスを過ごしたりもしました。


よく医療福祉職の女性、特に看護師や介護士、保育士なんかは気が強い人しかいないといわれている理由が恐らくこれです。
気が強い人しかいないのではなく、気の強い人しか残れないのです。
特に総合病院最前線には歴戦の戦士しか残っていません。

そして私はというと、子どもを授かるや否や悪阻で悶絶。ドクターストップがかかったため、会社と話し合いのすえ退職。そして週2回の点滴通いを続け、なんとか出産。
幸い子どもは元気に生まれてきてくれましたが、対する私はというと、ここからが育児の本番だというのに既にボロボロ。
こんな感じなので無事に出産した後も、以前のようにフルタイムで復帰できる気が微塵もなく、出産後は子どもが1歳のときに何かと調整しやすいパートで復帰しました。
保育園には特に入園せず、主人の都合と擦り合せ合わせながら週2〜3日、医療福祉職のパートをしていました。
両親や義両親の手は借りられないので、夫婦2人で可能な範囲で共働きしよう。
調整すれば週2~3回扶養内ならなんとかやりくりできるだろう。
甘かった。見積もりが非常に甘かった。
なぜなら「乳児は保育園にいかなくてもどこからともなく病原菌をもらってきてはしょっちゅう熱を出す」から。
「たったの週2~3回のパートも満足にできないのか」
子育てしながらの仕事は例え扶養内パートであってもかなり難しい。

子どもが3歳になったときに幼稚園入園を見据え、次の手を考えはじめます。


医療福祉職パート×土日の早朝バイト

子どもが体調を崩すのは年齢がまだ小さいからだけではなくて、母親と父親が交互に家にいないのをストレスに感じているのでは?
コンビニの早朝バイトなら子どもが寝ている間にササッと働けるのでは?
そう考えた私は医療福祉職のパートを週1回に減らし、週末にコンビニの早朝バイトを子どもや主人が寝てる間にやる作戦にでました。
主人は「葵が大丈夫ならそれでやってみようか。」と了承してくれたので、子どもの幼稚園入園を機にこちらを実践。
幸い通勤圏内にコンビニがいくつもあったので、そこから通いやすそうな某コンビニでバイトをはじめます。

こちらのWワークは比較的好調な滑り出しでした。
幼稚園の様々な行事や子どもの送迎、合間に医療福祉職が週に1回と週末早朝バイト。
平日は幼稚園帰宅後友だちと遊ばせる時間や家族の時間、家でお勉強をみる時間などなどかなり自由がきいて、このペースなら仕事と家庭が両立できているのでは?と自信がついてきます。
そんな生活を1年半ほどしたある日、医療福祉職の仕事中に主人から電話がかかってきます。
「子どもが吐いちゃった」と。
胃腸炎?ノロ?ロタ?と次々質問を重ねる私に主人は「いや、できる検査全部したけどどれも陰性だったし、そもそも熱がない」
吐いただけなのでとりあえず整腸剤もろもろの内服薬をもらったあと様子見も兼ねて帰宅。
今は落ちついているといいます。
ちょうど勤務終了間際だったこともあり、上司に事情を話し、残業はせず早々帰宅させてもらいます。
家で子どもをみてくれていた主人曰く小児科の先生からは「風邪じゃなくてストレスかもしれませんね。子どもだってストレスかかりますからね。何か思い当たるフシはありませんか?」
といわれたと。
もしかして上手く回っていると思っていたのは私だけだった?
冷や汗って本当に出るんですね。
当時子どもはまだ幼稚園生。かなりおしゃべり好きな我が子は幼稚園であったことを教えてくれる我が家のムードメーカー的存在です。

もしストレスが原因で吐いてしまったのだとしたら、すぐに原因を特定し取り除かなくてはなりません。
なので子どものストレスは子どもに聞いてみるしかない。というわけで、体調が落ちついて幼稚園復帰できた頃、子どもに直球で聞いてみることにしました。
「◯◯、ママが病院のお仕事やコンビニのお仕事いってるの、どう思う?」
すると、子どもからはすぐにこんな返答がありました。
「淋しい」と。
ドキドキしながらも続けて、何が淋しい?ときくとさらに詳しい答えが返ってきました。
曰く、平日は幼稚園、土日祝はママが仕事をしていてなんだか毎日ママに会えていないような気がして淋しい、と。
コンビニバイトは早朝なので朝の9時には家に帰れるけれど、それでも淋しい?と問うと「目が醒めておはようと言おうと思ったらママがいなくて淋しくなる」とのこと。
これは完全に盲点でした。
私目線ではみんなが寝ている早朝の5-9時のバイトで起き始めた頃に帰宅、午後いっぱいずっと家族の時間がとれて調整がついてると思っていたけれど、子どもは土日祝はせっかく幼稚園が休みなのになんだかんだ朝から晩まで丸1日みんなで一緒に過ごせる日がない、ということが淋しかったのだそうです。
子どもが吐いたのも、私の仕事の仕方にストレスを感じたことが決定打ったのか、それとも風邪だったのかは結局定かではありません。
ですが、少なくともこの働き方は子どもにストレスがかかっていることがわかりました。
こんな状態では今のWワークはできない。
子どもがなるべく淋しくないやり方で働きたい

私は、早朝バイトを辞める調整をしながら、在宅でできることはないか、再度模索することにします。


医療福祉職パート×Webライター

コンビニはすぐ辞めたかったのですが、さすがにそうもいかず、そこからさらに2ヶ月後に退職。
…コンビニも人手不足ですから仕方ありません。
そしてそこからは医療福祉職の週1回のみパートへ。正直、給料はかなり心許なくなりましたが、子どものメンタル最優先です。
子どもをお膝に乗せながら在宅できる仕事を探す日々がはじまりました。
ここから先は前回の記事といっていることかほとんど被ってしまいますので大きく割愛します。
よろしけばこちらもご一読ください。

現在子どもは小学生になりました。というか小学生になってそこそこたちます。
コンビニは通勤圏内なこともあり、なんとその時のスタッフさんと今だに交流があります(嬉しい誤算)。
医療福祉職の現場も週3回から1回にかえてしまった不届き者にも関わらず、今でも私を変わらず雇ってくれています。
余程のことがない限り今の職場は辞めない気がしています。
そんな感じでこの働き方は現在までゆる~く続いています。
きっと、子どもが思春期になって、
「母さん別にもうそんなに家にいなくていいよ!」といわれるその日までこのWワークのやり方で続けていけたらなと思います。
紆余曲折あった私の働き方ですが、現時点ではこれが今の正解だと感じています。
きっと5年後には5年後なりの、10年後には10年後なりの働き方をしているでしょう。

書くと、思っていたことや考えていたことが整理されていいですね。
以上、自分で選んだ働き方でした。
最後までご覧頂き、ありがとうございました!



#自分で選んでよかったこと

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