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⑷【初体験…流動食というもの】

「え!?…白湯やん!!」

はじめての流動食

運ばれてきた食事をみて思わず口から出てきました。

「流動食」という僕の勝手なイメージがゼリー状のような「なにか」…だったんですが、配られて、開けて、ビックリ、目を疑いました!

「流動食というか流動液じゃん…コレ…。」

疑いながらもとりあえず、白湯だと思って一口飲んだところ…味が米ッ!
お粥をさらに濾して、その水分だけが入ってるような感じの味でした。

凄いところからのスタートだなぁ……と
普通の食事を食べれるようになるまで…
…一ヶ月でどうにかなるものなのか?と思いました。

どれくらいのペースで固形になっていくか想像もつかなかったので、普通食を食べれる日…退院できる日が数ヶ月先のような気がしたのを覚えています。

ただ、入院生活2週間ほど経過しているなか…流動食とはいえ楽しみができました。
それまでは……
お決まりの朝のワイドショー→地元ローカル→昼のワイドショー→夕方の地元ローカル→特に楽しみのないゴールデンタイムのバラエティ…
こんな感じの一日ルーティンに…

今日の朝食は?昼食は?夕食は?

特にりんごジュースやジョアといった乳製品飲料、味噌汁の汁、カボチャスープといった白湯に比べるとまともな味がする流動食には、テンション上がってました。

流動食:味噌汁の汁ver


流動食:カボチャスープver


食べ物(濃い味の飲み物)のありがたさを生まれてはじめて体感しました。

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