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アカペラサークル徹底解剖🎤

ほのかです。前回まで大好きな乃木坂のお話をダラダラとずーっとしていたんですが、今回は真面目な記事書きます。「アカペラサークルってどんな場所か」です!

私は今アカペラサークルと国際交流の学生団体に入っているんですが、(詳しくはこちらの自己紹介記事:https://note.com/jolly_hawk500/n/nea9941e54ec3)今団体の方で新歓係をやってて思い出したんですね、自分が一年生の時アカペラの説明はあってもアカペラサークルの実態を説明してくれるサイトの少なさに困っていたことに。

だから今日は私が説明しちゃいます🫡
解像度アゲアゲで頑張っちゃいますよ〜
新たな大学一年生に届いてほしい!🌸


0.わたしがアカペラサークルを選んだ理由

ゆるく楽しく、ずっと音楽を続けられたらいいなあ〜と思っていまして。吹奏楽は厳しめだし、軽音は楽器ができないし、、ぐるぐる考えた結果がアカペラでした。
歌は好きだし楽器買わなくていいからお金かからなそう!いいやん!です、ほんと短絡的ですね〜
こんな記事を書いてるくらいだから、イメージと全然違ったってことですよ。笑

1.アカペラをする大学生活、どんな感じ?


 1-1 ゆるくても多少はいそがしい


はい。「ゆるくても多少忙しい」です。アカペラって何かっていうと、ひとチーム(4-7人)でノーバックミュージックで音楽を作るんです。本当にサークル内だけで披露してワイワイ楽しむだけ、、、ということはほとんどなくて、お客さんを入れてサークル単位のライブをやったりもしますし外で歌う機会があったりすると出演することも多い。
もしチーム内のみんなの意見が楽しく歌えればいいか、だったとしてもこういうライブとか外部出演を考えて練習するとしたら、スパンが2-3ヶ月だとして2週に1回は集まらなきゃダメですよね。そこまでに楽譜を自分で作るかお金を出して買うかなにかして手配し、自分の歌うパートを覚えて、というのを最低限やる必要があると考えると、、、どうでしょう意外と忙しくないですか?

もっと本気の、アカペラの大会で優勝しようというのを目標にやるバンドだったら練習は2週に1回どころでは済まないしモチベーションがゆるめだったとして複数個バンドを持ったら、、ちょっと忙しいですよね。

1-2 わたしのスケジュール

わたしも1年生の時は結構アカペラをがんばっていたので、その時のスケジュールをだいたい書いてみますね。
1番がんばっていた時でレギュラーのバンドを2個持っていて、さらに企画バンドという特定の舞台のためにわざわざ組むバンド、なんていうのかな単発バイトのアカペラバージョンみたいな、、、(説明下手くそ)を3個やっていました。
うちのサークルには「企画祭」という企画バンドを披露する機会がありまして、みんなこれのためにわざわざバンドを組むんですよ。しかも企画祭の練習期間ってあって1ヶ月くらいなので、すごい短い間に日程調整をしてみんなで練習をする、、つまりすごい短い間に自分の譜面を歌えるようにしないといけないわけです。それを3つ。全部コーラス。(なんでそれが辛いかはあとで話します)そして企画祭の1週間後くらいに1年生ライブがあったんですね、てことは持ってるふたつのバンドの練習もするじゃないですか、だから普段は週2回だけどその時期だけは週4回はアカペラしてましたよ。学校が終わって夜6時くらいから2時間練習したり、お昼休みに集まったり、そんな感じでした。楽譜を授業中に見ておいたり通学の電車で録音を聴いたりもしてました。🎤
学生生活ってアカペラだけじゃないので、テストの準備とか課題レポートとかも勿論こなしながら、です。
私この時期に1年生ライブの実行委員もしてたので、タイムテーブル作ったり広報やったりお仕事もしながら練習もしてました。笑 バイトもしっかりやってたからあの時期は身体がほんとにきつかった。笑

イメージできましたか???ゆるくてもまあまあ忙しいですよ。🤔

2.バンドを組むと必ず悩むこと

やっぱり少ない人数でひとつのことをやるとなるとそれなりに悩みは出るかもしれないですね、、。
逆にバンド組めないのも悩みになったりするんですが、それは本当に「誰か誘って〜」って思ってると意外と組めなかったりするのでなんとなくこんな歌アカペラでやったら楽しいかな、とかを持った上で同期でよくお話しておくと組みやすいかも、、、、知らんけど。
まあとにかくバンドの悩みを見ていきましょう。

2-1 お金

「歌歌うだけだからお金かからないんじゃないの?」と思ったそこのあなた。かからないのは「楽器代」です。
外部出演の場合は出演料(2500円くらいかな)と遠征費、バンドコンセプトに合った衣装、スタジオ代(1人1000円いかないくらいかな)、マイマイク買うよーって人もいたりします。🎤
歌の練習といってもサークルの溜まり場だとマイクを持って練習はできないので基本的に仕上がってきたなと思ったらアカペラスタジオを使うことになります。
メンバー全員分をあなたがまとめて払ったとしてお金を返さないやつがいたりすると余計悩みます。笑
あとあれだ、結構本気でアカペラがんばるよ〜っていうことになると大会のために録音音源を提出するんですね。その際に呼ぶのがPublic Adressこと「PA」、いい音楽を作るために音量バランスの調整をお手伝いしてくださる方のことです。直属の先輩とかならまだしも外部の方やOB・OGを呼ぶとなるとさすがに無料では無いと思います、、、🥲

2-2 体調

「忙しい」の話と関連しますがどうしてもメンバーの予定が合わないと深夜練習したり逆に早朝練習したりするケースがあります。流石に滅多にないですが、、、
でもこれは確実に言える、サークル単位の大きいライブをやるとなるとリハーサルで朝から夜までホールに缶詰め、なんてことはありますね。そうなると生活リズムが崩れやすくなるので体調管理は簡単じゃないかもです。
あとは音楽が好きでバンドを引っ張る立場になった人は楽譜を作るのに徹夜することもあるかも、、、🤦‍♀️

2-3 メンバー間での意見の不一致

1回は経験すると思います、これ。わたしアカペラをやったことで初めてバンドが解散する時の「方向性の違い」っていうよく聞くアレを理解しましたもん。笑
モチベーションがズレてきたり、やりたい曲というかコンセプトの事で揉めたり、練習の仕方で揉めたり、、、
これはもう仕方ないというか、4-7人でひとつのことをやるから意見は合わないことを覚悟してくださいね‼️
これで上手く妥協し合えばいいんですが、よくあるのが音楽経験がない子が音楽経験ある子に理論で固められて何も言えなくなっちゃってチームみんなが対等な感じじゃなくなるやつ。あとは普通にあの時は何も思ってなかったけど今思えば路線が間違ってたかも、、と思い直して意見変えたくなることもあります。
音楽を作るってのがそもそも繊細な作業なのに、それをまあまあな人数でやるからそういう問題には直面します。おそらく。

3.アカペラサークルはイベントがいっぱい

ここまでは「アカペラ」の性質のお話をしてきたんですが今度は「アカペラサークル」という場所についてお話していきます。🎤
まあ基本的には真面目に音楽を通して、という側面と不真面目な遊びを通してもっと親密に、という側面でアカペラサークルは出来上がっています。
だからすっごい仲良くなりやすいけど、もしかしたら親密すぎて人間関係疲れちゃう人もいるかもしれない。笑
あとはなんだろう、特定の先輩に目をかけてもらえると生きやすいかもしれないですね。笑
なんというかその、私の体感だと先輩もこの子なんか気になるなあ、って思う子にしか声はかけないので。
だから自分からガツガツ話しかけて可愛がってもらうぞ〜と思ってもそう上手くいくとは限らない。でも人見知りして距離を詰められなければ誰とも仲良くなれない。難しいですね、その辺恋愛とかもそうかな。🤔
まあそれはともかくとしてやっぱり先輩と仲良くなれるか否かがサークルでの居心地を分ける、!ような気がするので、意外と不真面目なイベントの大事さは大きいです。でもそこでガツガツはせずに、なんとなーくお話ししてなんとなーく仲良くなれればラッキーくらいでいいと思いますよ☺️

3-1 真面目なイベント

真面目な、要は音楽に関連したイベントは多いです。バンド練習ではなくサークルでの集まりってだいたい毎週何曜日のこの時間、って決まってるんですけどその時間を使ってサークル内ライブなんかを割とよくやったりします。あとはやっぱりさっきから触れているサークル単位での大きいライブもあるので、練習会なんかもあります。バンドだけではなくサークルのみんなで全体曲を歌うんですね、合唱みたいなことするんですよ。笑
あとはみんなでアカペラを見に行こう!みたいなのもありますし、歌をやるかはサークルによりますが合宿をして仲を深めよう♪♪なんてのもあります。

3-2 不真面目なイベント

飲みですね。「○○コンパ‼️」「○○飲み‼️」みたいなやつ、結構多いと思います。笑🍻 サークルのLINEグループでお誘いが来ることもあるし、先輩から直々に誘われて少人数限定飲みなんてこともあると思います。
楽しいですけど、お金は飛びますよね‪‪𓂃 💸
あとはなんでしょう、先輩がフランクな人だとドライブに連れて行ってくれたりとかもあるかもしれませんね!

4.音楽経験がなくても本当に楽しめるのか?

イエス、と断言はしないでおきます。笑
音楽経験はなくてもいいけど、音楽の勉強は少しした方がいいです。笑 バンド組んで練習についていけないとなかなか苦しくなっちゃうと思います😖
実際それでアカペラ嫌になってサークルを辞めちゃった子も居るので、、😭
音楽の勉強と言っても難しいことはしなくてよくて、楽譜の読み方を覚えておけばそれだけで本当に楽になります。😌 イヤホンを無くしても音取りできます‼️
この記事がある程度人気だったら簡単な楽譜の読み方をまとめようかなあとも考えてます。🫡
あとはそうですね、音楽未経験だと、というか歌未経験だとコーラスの壁にぶち当たる可能性はあります。笑
アカペラって基本リードボーカルがいて、高音域中音域低音域でコーラスがいて、ベースとボイスパーカッションがいるんですけど。ボイスパーカッションは未経験なのでお話できませんがコーラスとベースのことは少し深掘りします!

4-1 コーラスの特性


コーラスはハモリなので普通に釣られる可能性があります。だから音楽全く初心者でコーラスからスタート!は練習大変かも。笑 とはいえリードボーカルは歌に自信のある子がやると思うので、だいたいコーラススタートです。鼻歌みたいに適当に歌ってればなんとかな、、らないのもコーラスの特徴です。🙃
コーラスの譜面にはスキャットというものがあります。
スキャットはいわばアカペラの発音記号みたいなもんです。🎼 それが死ぬほど分かりにくいんですよ。
fu/woo/woh/….etc 正解はフー、ウー、ウォー、なんですけどこんなのがごちゃ混ぜに出てくるのがデフォです。笑 ピアノと吹奏楽通った私でもお経歌ってる気持ちになりました。

4-2  ベースの特性

ベースは大体声低い男の子がやると思うんですが、女の子だけでバンドを組んだりすると声低めの子がベースに回ったりしますね。私もそれです。
ベースはdmm/Du みたいなデュンデュン系スキャット(適当)が多いからまだ惑わされはしませんがシンプルに低い音が出なくて泣きそうになることはありました。これは楽譜見てみればわかると思います😢

4-3 アカペラのいいところ

それでもやっぱり、アカペラならではの楽しさがちゃんとあります☺️
まず人の声だけで歌うので、ピタッとハモった時はかなり!気持ちいいです😌 ベース、ボイスパーカッションはなかなかできないことなのでかなり重宝されます。歌が得意な人は自分の歌声を世に発揮する機会を得ることになりますね!笑
あと自分たちで好きなコンセプトの歌を歌えるし衣装も自分たちで選ぶので、プロデュースとか好きな人は楽しいかもしれませんね🥰
あとやっぱり外部出演とかすると歌が好きなお友達ができやすいかもしれないです🙆‍♀️

4-4 結論

カラオケが好きで歌は聴いただけで歌える!ハモリパートも余裕です!って人なら全然音楽経験はいらないと思います。笑
ただ歌は普通に歌えるかもだけど合唱コンでハモリとかよくつられてたなあ、、とかスポーツしかしてこなかったけど飽きちゃって音楽の世界に入ろうかな、、なんて人はバンド組んだ時に苦しい気持ちにならないように楽譜は読めるようにしておきましょう🥲

5.結局アカペラサークルってどうなの?

ハリのある大学生活をしたいよ!って人やシンプルに音楽が好きだよ!って人や、何かを頑張る経験をしたいよ!って人や、元気はつらつな感じが好きだよ!人とコミュニケーション取るのは得意だよ!って人にはかなりいいと思います🙆‍♀️(長い)
ただ足を突っ込めば突っ込むほど悩みというか難しいなと思うことは増える、、かもしれません。笑
人間関係の作り方のことかもしれないし、音楽のことかもしれないし、きっとそれは人によると思いますが。
私は思ったことをズバズバと比較的強い言い方で言っちゃう癖があるので、それでバンドを解散させてしまった経験もありました。😖
音楽経験がない子と一緒にやってた時期はバンドをよくしなきゃと思いすぎてその子の気持ちを無視してしまったこともありました。😢
でも、なんか濃い経験はできるかもしれないですね。笑

こんなかんじです!質問があれば貼ってあるインスタへ!💌
サークルのことをがっつり答える、はできませんが個人の話ならいくらでもします!🫡

お付き合いいただきありがとうございました☺️

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