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③子宮をとった日〜化学物質過敏症の入院記録〜

実家の母が坐骨神経痛らしく
なかなか動けないと言うので
ちょこちょこ実家に顔を出していたある日
やっと子宮を取ることを伝えた。

たびたび私は子供を産まないと
言っていたけれど
いよいよ機能的にも子供を産む事が
絶対にありえなくなる。

子供好きな母がどういう表情だったかは
あんまり覚えていない。
というか、あんまり顔を見られなかった。

手術することを伝えた数少ない友人から
もらう励ましはとても嬉しかった。
ありがたかった。
入院するまでの間、必要なものを揃えるなど
とても忙しかった。


<持ち物>
●T字帯ショーツ
(術後に意識が無い状態でも看護師さんが
処置できるよう全面が開閉できるパンツ)
●特大ナプキン(術後の出血用)
●特大パンツ
(術後の傷跡に当たらないよう
へそ上までくるゆったりしたどでかいもの)
●着替え
●フェイスタオル
●バスタオル
●塗り絵(暇な時用)
●扇子(ホットフラッシュ用)
●無添加石鹸
●パジャマ
●腹帯
(術後の傷跡を守るためお腹に巻く帯状の布)
●サンダル
●フタ付きコップ
●ペットボトル用ストロー
●同意書、入院書類一式

どでかパンツ

つづく

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