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タクティールケア byスウェーデン。

2007年の話。ネットだったと思いますがスウェーデンの福祉事情を調べていたら(知人のケアマネージャーが、スウェーデンの福祉事情のツアーに参加したと聞いたので) 日本スウェーデン福祉研究所のタクティールケアのホームページ発見! 

認知症の高齢者対応のタクティールケア講習会が東京であるとの事で早速申しむ。

タクティールケアの始まりは1960年代に未熟児ケアの担当していた看護師師さんが未熟児の小さな身体を母親に代わって毎日優しく触れていたことがきっかけ。触れる事の有効性を確信。

タクティールケアのタクティールとは

ラテン語由来で「触れる」という意味のタッチケア。押すのでは無く柔らかく包み込むように触れます。

日本スウエーデン福祉研究所は乳児から高齢者、健康な方から看護や介護の必要な方まで様々な場面で幅広く活用できるタクティールケアを紹介してるそうです。私は認知症、緩和ケアコースを受講。参加者は看護師さん、ケアマネージャとか医療のプロが大半でした。

通常のマッサージとは全く違うと感じた私。

クリームとかオイルを使って手指をゆっくり、丁寧にさするイメージ。

大事な事は指を一本、一本、長さを確認していくようなタッチ。認知症の方の指を「これが指の長さですよ」みたいな。うーん、活字で伝えるのが下手な私😩

スウエーデンは認知症の方でもひとり暮らし出来るような福祉制度らしい。

寝たきり老人はいない説。いても終末期ケアの短期間のみ。平均寿命82才位。

日本人の平均寿命、男性約81才、女性約87才。しかし、健康寿命は男性約72才、女性約75才(2019)

スウエーデンは日本人と比べても健康的な食生活を送っているとは言えないらしい。(塩分高濃度、アルコール消費量多し)

介護と医療システムの影響なのか、

スウエーデンでは寝たきり老人の概念が無いとか。私はこの講習に参加した時、さすが、福祉国家だと思った。(日本は寝たきり高齢者が世界一とか?)

まあ私も65才以上の高齢者なので我が国の寝たきり老人の介護問題にはモノ申したい気持ちもありますが、いかんせん日本特有の「皆保険制度」には助けられてるひとりです。

そんな訳でタクティールケア講習を受けたおかげで認知症の高齢者のマッサージに「デイケア」の施設に1年程行かせていただいた事がとても良い経験になりました。「お金と資格はじゃまにならない」と昔、企業のお偉いさんから教わった

言葉ですがその通りですね🤣


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