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不調 |trouble makes something

今日は調子の悪い日だった。というのも、朝から晩まで基本的に腹痛に
苦しんでいたのだ。
下腹部がうぅ゛~と痛くて、下痢したり空気が溜まったり。
そんなつらい日だけど、祖父母にあいにいった。
車で20分庭の素敵なおうちが角にある。
車を見るや否や庭から手を振ってくれる祖母、いらっしゃ~い
と招き入れてくれる。部屋に入ると奥で片付けをする祖父を見つけた。
お菓子やおっきなイチゴ「ゆうべに」を出してくれて、ドリンクまで
いただいた。
今日は新居に置く観葉植物「モンステラ」をとりにきたのだ。
本当に植物がたくさんあって、いきいきしている。
その姿を見るだけでもなごむし、おばあちゃんのながーい話を
きくのも、少し落ち着く気がする。
たまに顔を見せるから、気をつかわない関係だし、見守ってくれてる
感じでいつも私の話を嬉しそうにきいてくれる。
あらためて、こんなあったかい家族に囲まれて自分が生きていることが
有難く感じる。
調子が悪い時こそ、まわりへの感謝は忘れずに。
そうすると、自分が好きなままいれる。ひねくれるともっと自分が嫌に
正確にいうと、自分の置かれた状況が嫌になる。

自分が嫌い と思う回数は依然より減った気がするとふと思った。
自分のなにが嫌いなのか ということを突き詰めると、案外嫌いではないことに気づいたのかもしれない。
それはつまり、自分の飽き性な性格・人を見下しているとき・素直になれない時・すぐに疲れる・音や光に敏感すぎて外出のたびに嫌になる とか
具体的に嫌いなところをポンポンあげてみる。
そのあとに、ひとつひとつに意味を見出してみる。
いろんなことに挑戦できたり、敏感だからこそ同士のことをよくわかる
それは嫌いってより、どうしたら自分が心地よくいれるんだろう という
方向に思考が変わってきた結果、「キライ」と思うことが減ったのだ。
どうしたらましになるか、いやいっそ考えるのやめよう とか
苦手なことは友人や周りの人に最初に言ってしまおう!とか。
そうやっていくうちに、みんなも私に苦手なこととか本当は人に言いたくないような弱い部分も見せてくれるようになってきた。
変に見栄を張らないこと、プライドを見せびらかさないこと、
こういうことで自分自身が少し楽になった気もする。

最近そのことでうれしかったのは、都会から地元に戻ってきた友人が
話してくれた事実
彼女はパニック障害を持っていることを打ち明けてくれた。
電車に乗ると、原因不明の動悸と顔が熱くて息が苦しくなって
急いで電車をでて、歩いて家に帰った という。
その後は起こらなかったけど、今でも満員電車はこわい。
彼女がそんな経験をしていたなんて想像もつかなかった、だからこそ
言ってくれてよかったと思った。
知ることで何が変わるってわけではない。
でも彼女は知ってもらったことによって楽になっただろうし、
私も言ってくれたことは彼女がこれまで以上に自分を信頼してくれてる
ってことを感じた。
そういう、自分自身のトラウマとか負の経験を言える相手が
いるってのは幸せなことだと思う。

私はうつってことを、これから出会ういろんな人に言えるだろうか。
相手に気を遣って伝え方もよーく考えるだろうし、本当に信頼していい
とわかってからしか言えないから、タイミングも大事だなって思う。
自分のなかでは、うつは過去のことであり、ちょっと今のことでもある。
だから大事な人には知っておいてほしいなーと思う今日であった。
おなかいたい・・・(笑)

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