涙のわけ
私、定期的に2つの科に通院しています。
3ヶ月もしくは半年ごとに診察を受けるのです。そのうちの1つの担当の先生が転勤されることになりました。
実はその前に担当してくれていた先生も私の手術を執刀してくれたのに、転勤されていて、
前の担当医も今の担当医もそれぞれ良い先生でした。気さくで偉ぶらず、最後まで話を聞いてくれて、丁寧に接してくれる姿に尊敬できる方々でした。
最後の診察日、
お礼を伝えると涙が出てきてしまって、
頼りになる人がいなくなる不安と寂しさを感じました。
先生は明るく優しい声で「大丈夫ですよ~」と私の腕を軽く触れようとしながらも、
手を少しひいて、その手は空を切りました。
良い先生って、人によって色々あるかとは思いますが、やはり貴重な存在です。
涙で自分の気持ちを知ったのでした。
(病状は現在深刻ではなく、経過を診てもらうだけなので、そこはご安心ください)
そして、その日、とある場所で
私は占いをして頂きました。
よく行っているカフェのオーナーがお店の空いている時間を使って、占いを始めたのです。
深刻な悩みではなく、オーナーが素敵な方なので軽い気持ちで予約してみたのですが、
そこでも泣きました…
タロット、九星気学、風水などなど、
カードは何種類も使ってくれました。
占いは最近、知人の方にみてもらう事が多く、
言われることは ほぼ同じ。
なので、占いのお仕事を始めたお祝いのつもりで申し込んだのです。
確かに今までの占いと同じことも言われました。でも、彼女の何気ないひと言に
心が緩んだのか、涙がとまらなくなりました。
「もう大丈夫、よくがんばってきたよ。」
今まで何回も言われた言葉なのに…
彼女に言われたからなのか、
すごいしみました。
泣いたけれど、スッキリして、
気持ちが晴れました。
それから、何日か経ったあと…
なんと違反キップをきられました。
いつもいつも気をつけていたのに…
情けなさでパトカーで こらえ涙しました。
はい、違反は違反です。
ゴールドがブルーになってしまいました。
大人になって、
そんなに泣かなくなったと思っていたのですが、なかなか泣きました(笑)
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