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天歌にエールを

2022 10/16(日)
 
昨日書いた「落語家パワハラ問題」への反響が多くて驚いている。
昨夜、記事をアップしてツイッターにリンクを張りつけたら、その瞬間から、リツイートやいいね、コメントが増え続け、朝起きたら、133いいね、がついていた。
今まではアップして3日経っても、3いいね位しかつかなかった。
それが133いいねがつき、現在進行形で増え続けている。
つい先日までの、3いいね時代。
しかも、その内の1いいね、は俺のオカンからである。
実質、2いいねである。
2いいね時代から、朝起きたら133いいね時代。
最初、オカンの仕業かと思った。高橋名人のように連打したのかと思った。だが一人でつけられるのは1いいねだけだ。
仮にオカンの仕業だとしたら、裏アカウントを130位持ってないといけない。我が息子に、いいねをつける為に、そこまでしていたら恐ろしい。
そもそも、130も裏アカウントが作れるのか。
そんなことが出来たら、世界を動かせるんじゃないのか。
二ヶ月前からはじめた俺の日記を、今まで読んでる人が少なかったゆえ、
そんなアホみたいな妄想をしている間も、スマホは振動し、いいねが増え続けている。
一体どんな人たちが読んでいるのだろうか。
オカンの仕業ではないと分かって、いいねしてくれた人たちを見ていった。
最初はフォロワーさんからだが、途中から知らない人ばかりだ。
見ている間からどんどん増えていく。追いつかない。
今回の問題に本当に多くの方が関心を持っているということが嬉しい。
実は最初、記事を書くかどうか迷っていた。
俺が発信しなくても、もっともっと影響力のある芸人が声をあげていってくれるだろう。
だが、ほとんどあげなかった。
まるで、この問題が存在してないことになっている位に。
そんな中で、この数日少しづつ声をあげはじめたのが、天歌のことをよく知る仲間の落語家たちだ。
仲間たちは皆、口を揃えてこう言う。
「三遊亭天歌は人柄が良い」
そう、優しい男なのだ。
前座の頃から12年の付き合いがある俺は、天歌から、自分の師匠から理不尽なことを言われたといういくつかのエピソードは聞いたことはあるが、
暴言、暴力を受けているという話は一度も聞いたことがなかった。
普通だったら、仲間に師匠の悪口の一つや二つこぼす。
ましてや、暴力を受けていることを、内に秘めたままにしておくなんて、
俺だったら気が狂ってしまうと思う。
12年もの間、親しい仲間にすら話さなかった。
ここまで優しい男が芸人人生を賭けて動いた。
今日も、楽屋で天歌の話になった。このところ毎日だ。
話せば話すほど、みんな天歌のことが好きだ。
楽屋では、ずっとスマホが振動している。
いいねが増え続けていて嬉しい。
勇気ある告発の記事から4日たった。
この先、きっと仲間たちは、もっとエールを送ってくれると思う。
 
 
 
 
 
 

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