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工場リニューアル計画が本格始動!   沖縄初のPIF締結で持続可能な社会づくりに貢献していく

PIF(ポジティブ・インパクト・ファイナンス)とは

沖縄県庁でのPIF締結記者発表の様子

ポジティブ・インパクト・ファイナンス(Positive Impact Finance 以下PIF)は、環境や社会へのポジティブな影響をもたらすための融資を意味します。再生可能エネルギーの活用や環境に配慮した経済活動など、持続可能な開発目標(SDGs)に貢献するプロジェクトや企業に対する融資が主軸となっており、経済的なリターンだけでなく、環境的・社会的なリターンも考慮する新しい金融形態の1つです。
このたび、シママース本舗は株式会社商工組合中央金庫がアレンジャーを務め沖縄銀行・琉球銀行・鹿児島銀行・沖縄開発金融公庫の5行で組成したシンジケートローンにより、沖縄ではじめてPIFを締結しました。
これにより、経済活動と社会・環境へのポジティブな影響を同時に追求することが可能となります。

CO2の大幅な削減が可能に!

シママース本舗 本社工場外観

今回締結したPIFを活用し、塩の製法をこれまでの平釜から立釜に変更することを主とした工場のリニューアルを実施してまいります。
これまで塩づくりのための主要燃料として、LPガス(ボイラ)+バイオディーゼル(バーナー)を使用してまいりました。
この度導入予定の新設備によって、LPガス(ボイラ)については10%以下の使用率、バイオディーゼル(バーナー)に至っては使用をストップし、
約25%のCO2削減を実現させると同時に、省エネルギー化を実現できます。また、これまで以上に安定した高品質の塩の生産が可能になることで、より一層お客様にも喜んで頂けると確信しています。
※2026年4月より新設備の本稼働を予定しています

伝統と革新の融合

シママース本舗の製品

創業からもうすぐ50年。
シママース本舗が一貫して守り抜いている伝統は「自然由来の原料のみを使用する」こと。
沖縄の海水は勿論、シママースに使用される海外の天日塩も、自然遺産に指定されるほどの綺麗な海水から太陽と風の力のみで結晶化されたお塩であり、そこに加工助剤や添加物等は一切使用しません。
地球からの豊かな恵みを原料に、革新技術を駆使して安心安全な品質を担保し、より多くの皆様に普段使いのマース(塩)として使っていただけるよう供給していく。
これがシママース本舗の使命だと考えています。

この使命を果たしつつ、より良い社会づくりに貢献する。

これからも沖縄から‟おいしい”の起点となり、その輪を広げてまいります。




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