今住 誉文(いまずみ よしふみ)

不動産業界出身のキャリアコンサルタントが語る「セカンドキャリア」に関する日々の思考メモ…

今住 誉文(いまずみ よしふみ)

不動産業界出身のキャリアコンサルタントが語る「セカンドキャリア」に関する日々の思考メモです(^^♪                   「60歳から始まる本番のワーク・ライフ・キャリア」をイキイキするための情報をお届けします!

最近の記事

厚労省委託事業、訓練対応キャリアコンサルティングの研修動画収録を終え(令和6年度)

スタジオ対面での面談の場面を収録しました。          プロのカメラマンやら関係者に囲まれ「緊張」! このお役目を二つ返事で引き受けてしまったことを後悔するも時すでに遅し。。。カラ元気で喉はカラカラ、手のひらはジト~💦 そして想定外の出来事に悪戦苦闘、七転八倒(これはオーバー)~。 前回は、オンライン(zoom)収録でしたので、自宅でそれなりの準備ができ(シナリオ、カンペのセット等)、万全の体制で自然体の面談風景が醸し出せたのに・・・ルンルン気分は一気にトーンダウン⤵

    • 「自己理解」について

      奈良県内ハローワーク、市役所で開催する「自己理解」講座に講師として登壇しています。  ●主催 : 奈良労働局 : 奈良県内ハローワーク  ●運営 : 日本能率協会マネジメントセンター  参加者は、20代~60代までと幅広い年代の男女となっています。 私の専門領域は「中高年のセカンドキャリア」なので、若者に対する働きかけをどのようにすれば良いのか、開催前はちょっと悩ましい気分でした。  いざ、やってみると年齢は全く関係なく、むしろ幅広い年代の人たちからの発言に若者も中高年もそ

      • キャリアコンサルタントとメンタルヘルス・マネジメントとの関係

        ■「キャリアコンサルタント」と「メンタメヘルス」との関係 働く環境のグローバル化や多様化、こういった急速な変化は私たちのキャリアライフに大きな影響を与えていますね。 環境の変化を視野に入れて、厚労省は、2016年に労働者のメンタルヘルスの積極的な支援のできる専門家の必要性から「キャリアコンサルタント」の国家資格化に踏み切りました。キャリアコンサルタントは、まさに働く人々が激しい変化の中で、職業人としてのキャリアライフを健全に果たしていけるように専門的に支援をする能力と知識を兼

        • キャリア理論について思うこと   

          ■キャリア理論に対する思い 国家資格キャリアコンサルタントの学科試験で遭遇した「キャリア理論」。 当初から全く馴染めず養成講座の授業では毎度意識もうろう。 あの手この手で何とか暗記して乗り切ったキャリア理論でしたが・・・ キャリコン取得後、暗記したキャリア理論は嵐のように消え散っていった。 もう二度とかかわりたくない、かかわることはないであろうと葬り去ったキャリア理論でした。 ■キャリア理論に距離感を感じていた キャリア理論には触れないようにしながら、いろんなキャリコン現場

        厚労省委託事業、訓練対応キャリアコンサルティングの研修動画収録を終え(令和6年度)

          キャリアコンサルタントの自己研鑽

          ■キャリアコンサルタント必携の書(キャリアコンサルティング協議会) 時間を見つけては本書と睨めっこしています。本書は毎年1回、2018年度から発刊されています。カラー印刷・情報ごとのQRコード、とても見やすいですし、瞬時に調べることができ深く理解できます。キャリコンのみならず、研修講師や人事労務担当者等にも役立つ情報だと思います。実際に私がキャリア講師として登壇する際にも大変役立っています。 ■本書の章立て 領域Ⅰ キャリアコンサルティングに関連する社会・経済動向  第1章

          キャリアコンサルタントの自己研鑽

          再生

          きゃりぽ インタビュー記事。

          ■チャプター一覧 00:23 自己紹介 02:46 これまでのキャリアとキャリコンになったきっかけを教えてください。 07:03 人材業界のお仕事にキャリアチェンジ後の感想は? 08:03 キャリコンとしての活動領域について教えてください。 11:21 二刀流、三刀流での活動を選択された理由を教えてください。 13:38 どのような思いを持って求職者及び相談者の方の対応をされていますか? 15:05 キャリコンとしての営業方法を教えてください。 17:28 きゃりぽのような依頼者とのマッチングサイトで依頼が来るポイントを教えてください。 19:31 キャリコンとして苦労したこと、大変だったことをお聞かせください。 21:04 苦労された情報収集について、取り組んでいることはありますか? 26:54 今後の目標を教えてください。 30:03 PRをお願いいたします。 31:59 最後にこのインタビューを見ている方へメッセージをお願いいたします。 以下、インタビューの逐語録 ■これまでのキャリアとキャリコンになったきっかけを教えてください。 ある中高年の方とキャリア面談をしている時のことです。 「今住さんは何か人材コンサルの資格を持たれてるんですか?」と問われ「ハッ」としました。それが大きなきっかけです。人材系の仕事にキャリアチェンジする前の23年間は、不動産業界で「宅建士」として仕事していました。そう問われてみると何の資格もなく自己流でコンサル(面談)していることに違和感あったのは確かです。そして何気なく覗いた、本屋の資格取得コーナーで目に留まったのが、2016年に国家資格となったキャリコンでした。名称独占資格の国家資格でキャリアコンサルタントを名乗るためにも、専門性を身に付けるためにもグッドだと思い飛びつきました。その当時、受験資格はありましたが、敢えて養成講座を受講して理論と実技の専門を学ぶことにしました。この判断は大正解でしたね。自己流のやり方にカツを入れられ、実技と理論の教養深める価値ある経験となりました。そして2021年1月に登録し、キャリコンライフが始まりました。 ■キャリコンとしての活動領域について教えてください。またどのような思いをもってお仕事をしておられますか? 現在、埼玉県川口市と奈良県奈良市の二拠点で活動しています。 2週間は奈良県内5箇所のハローワークで訓練対応キャリアコンサルティング(ジョブカード作成支援事業)をしています。給付金が支給される講座を受講するために必須となる面談(キャリアコンサルティング)です。公共職業訓練・求職者支援訓練をなど受講する前の面談もあります。 最近は、訓練に関係なく一般的なキャリア相談も増えています。 あとの2週間は関東で数社の顧問活動(人材会社・不動産会社など)及び中高年齢者を対象にセカンドキャリア支援や一般的な転職支援(有料職業紹介)をしています。奈良と同様に時間がある時は、埼玉県内のハローワークでも同じ仕事をしています。いつでもどこでも出来る仕事、かけ持てる仕事、持ち運べる仕事、定年の無い仕事で生涯現役を実現させるワークライフキャリアが理想です。 二刀流、三刀流で活躍するアスリートと同じような感覚でしょうかね。 ■キャリコンとしてのお仕事の獲得方法を教えてください。 ハローワークの仕事は、キャリコン資格取得時に登録した「キャリコンサーチ」を通じて声掛けして頂きました。「キャリコンサーチ」は、キャリアコンサルティング協議会が運営していて全国で約5,400人のキャリコンが登録しています。 キャリコン合格者総数が約64,000人ですから登録率は8%ほどと少ないですが、侮れないと思います。見栄えの良い顔写真と丁寧なコメント入力をしておいた方が良いと思います。その他、様々な登録サイトがありますが、同じように丁寧な入力と更新を定期的に行うくことが大切だと思います。 キャリコンになってから、自分の専門分野を作るためにいろいろ試しながら活動しています。そのイメージをしながら自身のHPやプログやSNSツールを利用して発信するようにしています。 ■キャリコンとして苦労したこと、大変だったことをお聞かせください。 私自身もそうですが、中高年に限らず殆どの方はキャリア教育を受けていません。ですからキャリアの選択肢が無く、世の中にどんな仕事があって、どんな働き方があるのか実は良く知らないのです。平たく言うと、将来のキャリアプランをどうすれば良いのか準備方法を知らないということです。そのポイントを自分の経験を踏まえて伝えていくのに苦労しました。と言うか現在進行形で苦労しています。資格取得のことを一つとっても、物語風に伝えていくことでキャリアプランをイメージしやすくなります。例えば、○○業界ではまずこの研修を受講してからこの国家資格を取得して、更に現場スキルを身に付けこの資格を取れば、次はこんなステージで活動することができる。更にこの資格取得でこんな分野に展開できる、といったキャリアの選択肢が広がり生まれるわけです。このようなキャリアライフストーリーを性別年齢問わず伝えていく為の研鑽は大変です。 ■今後の目標を教えてください。 1.キャリア講師として積極的な登壇   2.キャリコン養成講座の講師   3.新たな資格取得   4.書籍の出版             この4つの目標を掲げています。 まずキャリア講師については、「森ゆき」先生が主催されているキャリア講師養成講座「キャリア講師になろう!」 に昨年から参加してご指導いただいてます。  2つ目のキャリコン養成講座の講師については、昨年末より母校でキャリコン・2級技能士の受験対策支援をサポートさせて頂いています。  3つ目の新たな資格取得については、「メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅰ種」と「1級キャリアコンサルティング技能士」の取得を目指して頑張ろうと思います。   4つ目の書籍の出版については、少しずつネタ作りをしています。 その時が来たら具体的に進めていこうと思います。  まだキャリコン2年生、キャリコン・ライフ・キャリアとでも言いましょうか、いろいろ試しながら優先順位を入れ替えながら進めているところです。 ■PRをお願いいたします。 60歳から本番のワークライフキャリア(セカンドキャリア)というテーマを掲げています。コロナ後のオンライン会議システム等の普及により、いつでもどこでも出来る仕事環境が現実的なものなってきました。勿論、対面での仕事を織り交ぜながらです。パラレルキャリア(かけ持つ仕事)、ポータブルキャリア(持ち運ぶ仕事)、そして二刀流・三刀流で気分を変えながらワクワクやっていける仕事をこれからも発見していこうと思います。 そしてそれは、期限のない生涯続けてやっていける仕事です。 キャリア理論とキャリコン現場の両輪を基本として仕事に取り組んでいます。  昨今の効率性や利便性が求められる時代とは逆行するかもしれませんが、面倒なことをひと手間ふた手間かけてやることに価値を置いています。 普通の暮らしを安心して過ごせる平凡な人生でも良いなら、私のライフ・キャリアプランは参考になるかもしれません。 ・・・大変貴重なお話ありがとうございました・・・ また、YouTubeのきゃりぽ公式チャンネルにて、文章だけでは伝わらない今住 誉文さんの魅力が詰まった、インタビュー風景を公開しておりますので、是非ご覧ください!下記のとおり、チャプタージャンプをご用意しておりますので、気になるところからのご視聴も可能です。 ■チャプター一覧 00:23 自己紹介 02:46 これまでのキャリアとキャリコンになったきっかけを教えてください。 07:03 人材業界のお仕事にキャリアチェンジ後の感想は? 08:03 キャリコンとしての活動領域について教えてください。 11:21 二刀流、三刀流での活動を選択された理由を教えてください。 13:38 どのような思いを持って求職者及び相談者の方の対応をされていますか? 15:05 キャリコンとしての営業方法を教えてください。 17:28 きゃりぽのような依頼者とのマッチングサイトで依頼が来るポイントを教えてください。 19:31 キャリコンとして苦労したこと、大変だったことをお聞かせください。 21:04 苦労された情報収集について、取り組んでいることはありますか? 26:54 今後の目標を教えてください。 30:03 PRをお願いいたします。 31:59 最後にこのインタビューを見ている方へメッセージをお願いいたします。

          きゃりぽ インタビュー記事。

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          5人の美女に囲まれ「キャリアコンサルタントの歩み方」の第4巻が、6月1日に出版されました!

          「キャリアコンサルタントの歩み方」の第4巻が、6月1日に出版されました!Amazonなど、オンライン書籍販売サイトにて販売中です。 私は、美女5人に囲まれてHappy気分!! 私、今住は第4章に登場させて頂きました。 以下、監修者の森ゆきさんのコメントです。 今回も、これまでの1巻から3巻までと同様に、キャリア支援に取り組む5名の方々が、それぞれの歩みを書いてくださいました。 なぜその領域での支援を志したのか、自分がやりたい活動のために、何を考え何を実行してきたのかを書いて

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          セカンドキャリア強化に挑む・・・「1級キャリアコンサルティング技能士」、生涯現役でトライ&エラー

          【難関資格】  1級キャリアコンサルティテング技能士の合格率は5%前後と難関です。 学科、論述、ロープレのスキルが問われるのは、「国家資格キャリアコンサルタント」も「2級キァリアコンサルティング技能士」も同じ。 2023.5現在全国の1級の合格者は621名。2級は11,173名。国キャリ65,000名。 国家資格キャリアコンサルタント試験の倍はハードル上がると言われている2級技能士を突き抜け、更に倍難しくなる国家資格に挑戦することそのものに価値を感じるも、資格そのものにどれ

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          キャリアライフは探検・冒険ですね!

          探検・冒険って・・・ 日常生活とかけ離れた状況の中で、何かの目的のためにちょっと危険に満ちた体験の中に身を置いてみる。 その体験の中で稀有な出来事に遭遇できるんですよね。冒険とも言えそうですね。 なるほど、「危険」に満ちた体験かぁ。先日書いたブログ記事で・・・ 「57歳学生気分、50ccバイクで20時間、激走天地の記憶。川口オフィス~奈良オフィス」、これもまさに探検・冒険と言えそうです。 起業してからの10年を振り返ってみれば、確かに危険な場面に遭遇したりで、迷いながら難

          キャリアライフは探検・冒険ですね!

          原チャリ激走20時間! 激動天地の記憶。川口オフィス~奈良オフィスへの移動。

          ■概略 ホンダ、ズーマー50cc(2004年式)で走破 ・写真上2枚は出発前(4/14)午前4:30、埼玉県川口市幸町のマンション、バイク置き場前。 ・写真下段2枚は到着後(4/15)午前0:30、奈良県奈良市山陵町の地下車庫。 一気に走りきっ走行距離は、メーター数値の引き算で587㎞。休憩は3回(給油3回)。ガソリン代はおよそ1,700円ほどでした。 天気予報・・・14日夕刻まで晴れ、その後夜半から15日にかけては近畿地方は大荒れの予報。 一般道をひたすら走り続けた57

          原チャリ激走20時間! 激動天地の記憶。川口オフィス~奈良オフィスへの移動。

          再雇用で会社から期待されている役割

          60歳~64歳の男性を対象とした2018年の調査結果を見ると・・・ ・専門知識・ノウハウの提供 ・後進の指導・助言的役割 ・経験を活かした第一線の仕事 この3つが会社から大きく求められているという・・・ こんな調査結果を見ると、とても嬉しくて、わくわくする気持ちになりますよね。しかし最近と言うか、ほんとのところはどうなんでしょうかね~ 実は、信じたくない企業の本音も一部にはあるんですよね。 これは、企業とのセミナーの打合せでのことですが、できるだけ再雇用を選ばないように

          再雇用で会社から期待されている役割

          セカンドキャリアを楽しむ!

          私たちは、ずっと効率性を求めて仕事生活をしてきたので、興味ないこと、無意味に思えることには見向きもしませんよね。少しノリが悪くなったのかもしれません。 なので、まずは、「えっ」と思うような仕事でもやってみると良いと思います。案外やっみると面白いことが起こり、意外にもそれがきっかけで仕事の柱を見つけたりして何か新しい発見につながることが良くあります。そういった事例が実際に相談者の身のまわりに起きています。感覚的に学生時代の自分(気分)に戻ってみることかもしれません。 私

          セカンドキャリアを楽しむ!

          充実のセカンドキャリアライフ

          60歳~?、50歳~? 遅かれ早かれ始まるセカンドキャリアの始まりは人それぞれですね。どんな仕事をしていてもセカンドキャリアの始まりを意識しておくことが大切です。耳タコで言いますが、その時が来てから考えるようだと大変な苦労が待ち受けています。 ◆セカンドキャリアの魅力 ・自分で評価する満足感 ・他人と比べる必要はなし ・他人と競い合うことも必要なし ・誤魔化さず、隠さず、正直にやれる ・ワークライフバランスは自分のリズムでとれる ・心身ともに充実の毎日となり表情も朗らかにな

          充実のセカンドキャリアライフ

          セカンドキャリアの魅力

          ■善悪、攻守は全て自分の判断 私は、これが一番の魅力に感じていますね。 人に説明できない変な悩み、どんよりした心配ごとが無いのは、ほんとに気持ちが楽です。誤魔化したくないのに・・・言わなきゃいけないのに・・・ あやまらなければいけないのに・・・こういったことを自分の判断で対処できるのは本当に気持ちが良いですね。攻めも守りも自分次第です。 ■自分の仕事は自分がオーナー 他人の仕事ぶりを気にすることありませんか?  思わず羨ましくなったりして・・・そして訳も分からず、 何となく

          セカンドキャリアの魅力

          個人名刺が与えてくれるエネルギー

          「個人名刺」の力!! 会社の名刺はずっと使うわけにはいきませんよね。 これでは繋がっていた人、これから出会う相手からの連絡は途絶えます。 セカンドキャリアライフを築いていくためには、 早速手を打つべきことかもしれませんね。名刺には自分が得意とする仕事や趣味の事、生まれ故郷などの地名を書いておくと良いです。 話題性があって相手とのむ距離を縮めやすいです。 関係構築にはもってこいです。 再雇用されていると、気持ちが萎えてしまういやなことがたくさん起こります。そんな現象面に振り回さ

          個人名刺が与えてくれるエネルギー

          セカンドキャリアで「再雇用」という選択肢について考えてみる

          セカンドキャリアで再雇用を選択する時には、どんな準備をしておいた方が良いのだろか? この10年間、中高年のセカンドキャリアにフォーカスしたキャリア支援をしてきて感じていることをお伝えします。 まず自覚すべきことは・・・ここ凄く重要だと思います。  ■管理職の感覚ではうまくいかない。  ■管理職として判断する仕事は無い。 再雇用で重要な仕事で判断を任される仕事は、まずないでしょう。 じゃ~、どんなことをしておけば良いのかと言いますと・・・ 今の仕事の内容を深く理解して知識を広

          セカンドキャリアで「再雇用」という選択肢について考えてみる