見出し画像

第1回合不合判定を終えて②  〜算数を勝負できるレベルに

先日次女が受けた第1回合不合判定模試ですが、明日、発送開始となるようで、週明けには届くことになると思います。算数の学習に関して思うところを書いていきたいと思います。

※私は10年後に塾を立ち上げるという目標を持った現役数学教師です。そのために、まずはnoteで発信活動を始めようという考えにいたりました。本日もよろしくお願いします。

まずは、時間をかければ解ける状態に 

まだ到達はしていませんが、まずはこのレベルに到達しなくては話になりません。もう少しで自由自在1週目が終了となるわけで、項目としては流水算を理解させることができればひとまず終わりです。
自由自在の2週目に入ると、次の3つに分かれると思います。
①スラスラ解ける
②時間をかければ解ける(定着不足)
③時間をかけても解けない(理解不足)
この③がある状態で実戦演習にチャレンジできるわけはなく、まずは時間をかければ解ける状態に全ての問題が到達させることが先決です。

標準レベルがスラスラ解ければ勝負になる

中学入試の問題は私でもスラスラ解けない問題が多数あります。それは、腕力だけではうまくいかず、その問題特有の解法を知らないとできないからです。ただ、その知識さえ手に入れることができれば、その先運用することはあまり難しくないと思っています。
標準レベルの問題がスラスラ解くことができれば、応用レベルはある程度の実戦演習を積めば対応できるようになるでしょう。(できるようになると信じています。。)
先日の記事の通り、夏休み途中までに2週目を終わらせ、苦手を潰しながら、秋以降、実戦演習に入りたいところです。
今は、理科・社会しかお世話になっていない塾ですが、秋以降は志望校別の実戦演習講座で力を伸ばしたいと考えています。

大学入試も秋までに基礎が固まれば勝負になる

大学入試においても同じことがいえます。
高3の春から夏休みまでに基礎を固める
→秋以降、実戦演習(過去問が中心)
が理想ですが、夏休みまでに基礎を固めることがほとんどの生徒ができません。基礎が固まるというのは、青チャートの標準(☆3くらい)までが確実に解けるレベルを想定しています。
逆に、高2まで微妙でも、一念発起して、夏までに徹底的に解いて基礎を固めた生徒は、その後も驚くほどの伸びを見せることがあり、上位大学に合格するケースが少なくありません。
このある程度の時期までに基礎を固めることができれば意外といけるというのは、中学入試でも、大学入試でも大きく変わらないと思っています。
逆に、基礎が固まっていないのに、難しい問題にチャレンジしてしまうのは、時間を無駄にしてしまう典型例です。

最後に

ということで、焦らず頑張らせたいと思います。
結果は散々だと思いますが、しっかり受け止めるところからですね。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?