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【Live】縄文の市民講座(第二回目)
昨日は、「【Live】縄文の市民講座(子抱き土偶の真実)1106」に続く二回目。
講座は、5時半スタート、7時終了という中途半端な時間である。前回は翌日が大腸内視鏡検査の日だったので、夕食の心配をする必要がなかった。そのときに、会場の近隣には50m先にコンビニが一軒あるのみであることを知ったので、今回は午前中近所のスーパーで買い物をしたときに「シャケのっけ弁当」なるものを買って持っていくことにした。
これを講座が始まる前に食う作戦だったが、会場施設には食べる場所がなく、結局、バスを降りたところにあるベンチで食べるハメになった。目の前をビュンビュン車が通る。
それでも、街中からはだいぶ外れているので、遠くの、西の山の上だけがやや明るく、天頂から徐々に暗くなるという空を、久しぶりにゆっくりと見ることになった。なかなかいいものである。出ている月は、半月だった。
講座自体は、今回は世界の母子像の話とか、縄文中期の信仰の話、神話の話(オオゲツヒメの話や穀物神の話)、栽培植物の起源の話など一般論が多く、前回ほどはおもしろいものではなかった。ただ、これは「私には」ということであって、子抱き土偶の話の次としては順当な展開だろうと思う。エリアーデの名前を50年ぶりくらいに聞いた。
私はそもそも、八王子という地域の縄文時代が知りたくてこれに参加したわけなので、若干の不満は残ったが、子抱き土偶からこういう展開は順当なので、まあ、仕方がないと言えば仕方がない。
それでも、そういうモチベーションに対しても、それなりの収穫はあった。
子抱き土偶が発見された場所も、川口小学校の南側道路の急坂あたりと、今回知った。碑も何も立ってないというが、行けばわかるはず。今度行ってみるかな。
講師の方がやっているHPを教えていただいたのもそのひとつだし、日野市の万蔵院台遺跡、日野市郷土資料館がなかなかおもしろそうというのも知った。これは大きな収穫である。前回のお話をしたときに、町田、相模原の郷土資料館に行きたいと言ったが、こっちが先だな。
会場は、JR八王子からバスで40分弱の位置にある。駅前から国道20号を走り、秋川街道で右折するが、秋川街道に入ったすぐのあたりに日本機械工業株式会社という、なんだか投げやりなネーミングの会社がある。会社名は投げやりだが、ここは消防自動車の専門メーカーで、そうそうある業種ではない。
投げやりと言えば、バス停の名前もけっこう投げやり。一本松というのはありがちな名前だが、神社前(フツー、○○神社前とか言うよな)、唐松、桜株、榎木など、なんだか相当に投げやり。
もともと八王子は都心より2、3度気温が低いが、さらに奥にバスで40分も行くので、さらに2、3度低い感じがする。帰途、バスを待つ間、息が凍った。これは今季初だった。
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