![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/53788118/rectangle_large_type_2_307aa8481c1f5adad936badf503875a2.jpg?width=800)
100年前の赤煉瓦に囲まれて【TORAYA TOKYO】@丸の内
東京駅直結、東京ステーションホテル2階に店を構える【TORAYA TOKYO(とらや東京)】。
虎屋初のコンセプトショップであるこちらのお店は、「とらや」、「とらや パリ店」、「トラヤあんスタンド」、「とらや工房」の選りすぐりの商品の販売だけではなく、カフェも併設されているのだが、ここは一見の価値あり。
大きな窓から見える丸の内の景色もさることながら、
重要文化財である東京駅丸の内駅舎の100年前の赤煉瓦も楽しむことができる。
店内は天井が高く、席間も広いので、ゆったりと贅沢な空間が保たれている。
夕方前に店に訪れたこともあり、季節の生菓子はほぼ完売。
気温も高く喉が渇いていたので、今回はかき氷を注文することに。
宇治みぞれ+白玉2ケ:1320円+110円 / 宇治金時:1320円
葛焼:495円
かき氷はどちらも宇治抹茶と和三盆糖で作った濃厚な抹茶蜜がかかっている。
和三盆を使っているので、甘さが上品で抹茶の香りも良い。
氷はふわっとやわらかではあるが、シャビシャビ、ガリガリすることなく、おいしいかき氷。
宇治金時は器の底に小倉餡。
小倉餡はあずきのねっとりとした中に小豆の食感も感じられ、香りがよい。餡のうまさはさすがとらやと言ったところか。
宇治みぞれは器の中に白あん。
宇治を使ったかき氷は小倉餡のほうが定番ではあるけれど、白あんをつかった宇治みぞれは宇治金時を上回るかも?!
こちらも和三盆を使っているので上品な甘さではあるが、渋みがないからか小倉餡よりも甘さは感じる。
ただ、白小豆の香り高いので、抹茶の苦味が合わさると、その甘味がちょうどよいのだ。白小豆の食感もよい。
白玉は1個から注文できるのだが、この白玉の弾力がつきたての餅のようで、鼻から抜ける香りもよくうまい。
葛焼は葛、砂糖、餡を煉ったものを蒸しあげ、小麦粉をまぶして銅板で焼いたもので、きんつばの親戚っぽいお菓子であるが、葛を使っているので、もっちりとしている。
The 和菓子ではあるが、小豆全面押しというわけでもないので、みんなに受け入れられそうなお菓子だ。
安定のとらや。そのおいしさはお墨付きだが、ここは何と言っても非日常感あふれる空間がよいな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?