見出し画像

さつまいも尽くし【高級芋菓子しみず】@築地市場

築地市場の波除神社そばに店を構える【高級芋菓子しみず】。

こちらでは鹿児島の農家から直送されたさつまいもを40日間以上熟成させたものを使ったスイーツが食べられるとのこと。

焼きいもはないけれど、パフェや大学芋、スイートポテトやプリンなどがある。

どれにしようか悩んだ時にちょうどよいのがコレ。
3種のさつまいもスイーツを楽しむことができる欲張りセット。

しみずセット:1380円

紅はるかを使った焼きいもブリュレ。

甘くなめらかな焼きいもにキャラメリゼされた三温糖のほろ苦さが効いていて、さらに皮も一緒に食べると、燻した香りが加わりさらにうまし。

横に添えてあった皮は軽く揚げてあるのか、パリパリとスナック菓子のような軽い食感。
ほんのり塩気もあり、あまじょっぱ味がクセになる。

熟成大学芋はほんのりあたたか。

蜜の甘さもほどよく、なめらかなさつまいもの食感の中に時折カリッと揚げた食感もあり、出来立てを楽しめる。

和スイートポテトは4種類ある中から1つ選ぶことができるので、紅はるかにしてみる。

スイートポテトと言うと、バターたっぷりな感じのものが多いが、こちらは実に軽くふわっとしている。

セットのドリンクは3種の中から選べるので、世界農業遺産、茶草場農法の和紅茶「伊久美」を選ぶ。
こちら和紅茶づくりの第一人者の齋藤さんが作った紅茶とのこと。

香りよく、味もしっかり感じられるが、苦味はなく、おいしい。

パフェ(プレーンタイプ):1200円
特別焙煎「棒焙じ茶」:340円 セット割り

モリモリとさつま芋尽くしのパフェ。
まずはうさぎの耳のようなさつま芋チップにミルクアイスをつけて食べる。

同じくパリパリ系のりんごバターチップは中に気持ちりんごジャムの姿あり。

メインを飾るのは甘さ濃厚、紅はるかの焼きいも。

その脇を紅はるかと安納芋の焼きいもペーストがかためる。
紅はるかはねっとりと濃厚な味わいだが、安納芋も負けてはいない。

その横には鳴門金時芋棒。
こちらも先のしみずセットで食べた熟成大学芋と同じ製法とは思うが、甘さ加減が控えめで、印象は随分と異なる。

胡麻がたっぷりまぶされた胡麻さつまは胡麻感強し。

クリーム系はミルクアイス、バニラアイス、生クリームの3種が添えられているのだが、特にミルクアイスのさっぱり感が甘いさつまいもと相性よい。

グラスの中には大豆きなこグラノーラと紫芋クリームが詰まっているのだが、このグラノーラが香りよく、サクサクした食感もさつま芋とはまた異なる食感で、うまいんだ。スポンジケーキじゃないのも嬉しい。

紫芋ペーストの中にはねっとりと甘い熟成大学芋が隠れていて、結構食べ応えありなパフェであった。

特別焙煎棒焙じ茶は仕上技術協議会なるもので最高金賞を受賞した河村さんが作った茎のほうじ茶。

これも香りよくって、おいしいお茶。

どれもさつまいものよさを活かしたお菓子で、それぞれの良さを堪能することができたが、さつまいもって腹持ちいいんだな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?